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物語はどう足掻いても御都合主義な所が出る

明日はクリスマスですね、俺は病院と大学でリア充イベントは一切無しです。ハハハ……はぁ

時は少し遡り

ゴールド視点


アヤメの怒涛の怪獣押しに疲れたのを察したのかしばらく静かに歩くと村が見えて来た、ようやく遭難状態から脱することが出来たな。

「ゴールド、町だよ。規模は小さそうだけど」

「あの規模だと、村だろ」

「この世界の町と村の区分けが分からないから、もしかしたら都市かも知れないじゃん」

いやー、あの村どう見ても人口100人も居ない漁村にしか見えないんだが。そんなことを思っていると50代くらいの男が歩いて居るのが見えた。

「第一村人発見」

「今自分で()人って言ったよな。あと心の中で言えば伝わるからな」

《細かいことを気にすると禿げるよ》

剣が禿げる訳ないだろ、と言おうと思ったが村人に話し掛けようとしてる所なので止めることにする。ここで変なことを言って情報を聞けなくなると面倒くさいし、間違いなくアヤメにぶちぶち言われるだろうしな。にしてもこいつ好色そうな顔してんなこう言うのもなんだがザ・エロオヤジって感じだな。

「すみませーん、ちょっと聞きたいことがあるんですが良いですか?」

「ん?こんな砂漠に面した田舎に来るなんて迷ったのか?それならうちに来ないか?お茶ぐらい出すぞ」

「お茶は結構です。それで良かったらラクタ村の場所を教えて貰えますか?」

いきなり家に連れ込もうとする辺りを疑ったりはしないのかよ。それにこんな怪しい奴に尋ねるなよ、もう言っちまったもんはどうしようもないけどよ。

「ハハハ、元気の良いお嬢さんだな。ラクタ村の場所なら砂漠を超えて行って見えて来るカルホーン大森林を超えて西だな。直線距離なら大したことないんだが砂漠と大森林があるからかなり大回りしないと普通は行けないから大変なんだがな」

こいつ、アヤメがなんらかの移動手段を持ってることに気付いてるな。

「ありがとうございます。あれ、普通の道方は言わないんですね」

「まあな、お前さん普通じゃないだろ。少なからずなにか移動手段を持ってるはずだ、そうじゃなきゃ砂漠で迷ってそんな元気は出んよ」

「そうなんですか?まあ私、飛べちゃいますからね。砂漠もひとっ飛びですよ」

……こいつの辞書には危機管理って言葉がないのかよ、って言うかこいつの辞書はあるのか?

「そいつは便利だな。羨ましいよ、そうだ。喉乾いてるんじゃないか?お茶でもご馳走しようじゃないか」

「ごめんなさい、私、今急いでるんで」

この断り方、方便じゃなくてマジでラクタ村に急いでるだけだな。

「そんなことを言わずにこの村でしっかり準備して行った方が良いぞ。茶も出すしな」

このオヤジはどんだけお茶を飲ませたいんだよ、怪しさしかねーよ、絶対お茶になにか入れる気だろ。

「大丈夫ですよ。ありがとうございましたさようなら」

「まっ……

アヤメは言い切るのとほぼ同時に砂漠に向かって駆け出す。それが正解だな、『知らない人にはついて行ってはいけません』なんて小学生でも知ってることだしな。

「いやー、なんかあの人気味悪かったね、なんかドロドロした感じがした」

「危機管理意識は低いみたいだが、それを補って余りある野生の勘って所か」

「野生の勘ってどう言うこと、ゴールド。って問い詰めたい所だけどラクタ村の場所はも分かったし急ぐよ。【空翔】」

場所が間違ってたら、と言うか嘘だったらあのオヤジ半殺しにされそうだな。


〜(飛翔中)〜


「船が見えて来たね、そう言えばラクタ村の方向から言ってやっぱ私が正しかったんじゃん」

「結果論だな、それにさっきの話だとこの先は大森林って言ってたし村がないんじゃないか」

「いや、まだ町がないと決まった訳じゃないと思うよ」

こりゃあ村があったらそれ見たことかと調子に乗りそうだな。ん?甲板に誰か居るな。もう調査に来た奴らが居るのか?

「まあ、私の零君センサーに敵うはずがないんだよね。でもまあ零君センサーであって町センサーじゃないしその辺はご愛嬌ってやつだと思うんだ。なにより

「オイ、船からなんか飛んでくるぞ」

「えっ」

そう言いながらもアヤメはしっかりと飛んできた物をキャッチする。

「こりゃあ、日本刀か氷花にソックリだな」

「ふふふ、うまくいったのじゃ、それになにやら妹のことを知っているオマケも付いて来たし付いてるのじゃ」

この感じ、と言うか喋り方乗っ取られたな。

「オイ、こんなバカでも一応は俺の主なんだ。開放して貰えないか?」

「する訳ないじゃろ。と普通なら言うんじゃが、お主は妹のことを知っている様じゃからな、妹に付いて有益な情報を寄越せば考えんでもないのじゃ」

『考えんでもない』か、到底開放するとは思えないがそれしか道がないのも事実だし、そもそもそんなに重要な情報でもないからな。

「分かった。そもそもコッチには選択肢もないしな、それじゃあ確認させて貰うがあんたは『葉炎』氷花の姉妹刀ってことで良いんだな」

分かっていることの確認から始めるか。さて、こいつの目的は一体なんだ?

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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