ノータイトル。
私の名前は篠宮。とある高校に通う普通の女子高生。のはず。
高校生になって二回目の春が来た。通学路を彩る桜は早くも散り始め、道路を花弁で埋めていく。そんな通学路には私以外人の影が無く、まるでこの世界に一人取り残されているようだった。それもそのはず、もう授業が始まっているのだから。
授業をサボるのが当たり前になって、それなら学校なんて行く必要ないじゃないかと思うかもしれないけど、それでも私の、私たちの足は学校へ向かっていた。
私たちが向かうのはみんなが待っている教室じゃなくて、二人だけの秘密の場所。
いつの間にか一緒にいるのが当たり前になって、いつの間にか一緒にいると落ち着くような……そんな感じ。
さて、今日も一緒にサボろっか!
他のサイトにも同じ作品が投稿してあります! ミヅキ葵
高校生になって二回目の春が来た。通学路を彩る桜は早くも散り始め、道路を花弁で埋めていく。そんな通学路には私以外人の影が無く、まるでこの世界に一人取り残されているようだった。それもそのはず、もう授業が始まっているのだから。
授業をサボるのが当たり前になって、それなら学校なんて行く必要ないじゃないかと思うかもしれないけど、それでも私の、私たちの足は学校へ向かっていた。
私たちが向かうのはみんなが待っている教室じゃなくて、二人だけの秘密の場所。
いつの間にか一緒にいるのが当たり前になって、いつの間にか一緒にいると落ち着くような……そんな感じ。
さて、今日も一緒にサボろっか!
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