↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

ちいさな時計塔のひみつの語らい

作者: 遊ぶ人
掲載日:2026/09/28

気楽に読んで

 ちいさな時計塔のひみつの語らい


 ある晴れた日の午後、森のちいさな学習センターの二階にある、C二〇七号室の扉の向こうでは、テララとムギタロウによる楽しい報告会が始まろうとしていました。


 ところが、がんばりやのタットルは、お家の用事やお仕事に追われてすっかり遅れてしまっていました。


 おまけに、いそいで階段を駆け上がったせいで、ちょっぴり恥ずかしいお腹の大ピンチがやってきたのです。


 タットルはあわてて二階のお手洗いに飛び込み、なんとか無事に用を済ませることができました。


 ホッと胸をなでおろし、個室の扉をそっと開けたときです。


 なんと、すぐ目の前では、お友だちのマサヒゲが、まさに気持ちよく小さな用を足している真っ最中だったのです。


 タットルは少し頬を赤らめながら、照れくさそうに話しかけました。


「やあ、マサヒゲ。まさかこんな不思議な場所でばったり会うなんて、本当に奇遇だね」


 声をかけられたマサヒゲは、にこっと振り向きながら用を済ませました。


 そして、同じように少し照れくさそうに笑いながら言いました。


「本当にね。まさかお手洗いでゆっくりおしゃべりすることになるなんて、思いもしなかったよ」


 二人は顔を見合わせてクスクスと恥ずかしそうに笑い合い、ちょっぴり特別な秘密を共有したような温かい気持ちになりました。


 それから、すっかり仲良く肩を並べて、みんなが待つC二〇七号室の扉をトントンと叩くのでした。

気楽に読んで

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。