第七十七話 トップファイブの壁
天使がトップアイドルを目指すというとんでも設定です。
一応王道アイドル物になる予定です。
誤字・脱字、感想、レビュー諸々受け付けております。
ぜひよろしくお願いします!
翌週からさくらとすみれもThree Angelの練習に可能な限り参加することになった。
しかし、スターフラワーもトップファイブの1角の為、1週間に1度か2度ある程度だった。
しばらく、一緒に練習してそれぞれの差で大きく感じたのは、長時間ステージ踊り続けれるスタミナだった。
1時間同じメニューで練習しても、2人はまだまだ余裕があった。
方やThree Angelの3人は少し休憩が必要に感じるレベルだった。
3人が劣っているのではなく、2人が異常なレベルだった。
数年間、トップファイブとしてステージに立ち続けた結果、少々の練習では疲れすら出ないのだった。
トップファイブの全員に当てはまる内容だっだ。
昇なりの考察ではあるが、トップファイブのメンバーは元々技術も体力もそこそこあったのだろう、それでトップファイブになり、1年間多忙な日々を過ごし、さらにスタミナが増え練習量をこなしというサイクルを数年続けたため、現状のほぼ負けなしになったと考えた。
実際にそういう側面もあった。
さらに精神的にトップファイブであるという責任や負けられないというプレッシャーも作用していた。
エルシィ達はしばらく一緒に練習する中で、いろいろと自分達とは違うことを痛感していた。
そして、自分達にトップファイブに勝てる要素があるのかと少しずつネガティブに陥っていった。
それを感じ取った昇はさくらとすみれに相談を持ちかけた。
すみれは2つ返事で了承、一方さくらは交換条件をつけてきた。
渋々条件を飲む昇、嬉しそうにはしゃぐさくら。
それをなにかあったのかと遠目に見ていたThree Angelの3人。
ある種の修羅場の風が吹く前の静けさがそこにはあった。
つづく




