第七十四話 VS2等星 スノー・ダスト
天使がトップアイドルを目指すというとんでも設定です。
一応王道アイドル物になる予定です。
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トップファイブへの挑戦も残り2つ。
挑戦者側、ソウルブレイクの相手は2等星のスノー・ダスト。
5人組の挑戦者側1位のホーリーダストの先輩グループでもある。
いろんな意味で負けられないソウルブレイクのメンバー3人。
控室から意気込みが他とは違っていた。
そんな気持ちを前面に出し行ったパフォーマンスは多少のミスはあったものの観てる人の感情を揺さぶるようなチカラを発揮していた。
熱いものが込み上げ、精一杯応援したいと思わせるようなパフォーマンスであった。
この前のコンテストの時とはまた違った魅力を引き出せるに至っていた。
パフォーマンスをやり切り大歓声の中ステージを降りた。
3人も現状のすべてを出し切ったといったところだった。
スノー・ダストのパフォーマンス。
曲が始まり、ステージの横から5人組が側転からのバク転やバク宙、メンバーの飛び越えなどアクロバティックなパフォーマンスからスタートした。
曲中のダンスも随所にバク転などが組み込まれていた。
ソウルブレイクの3人もアクロバティックに目を惹かれるだけ、大したことはないと挑戦前の研究でそう思っていた。
しかし、実際に見ると動きは揃い、リズムも完璧、歌の乱れもない。
その上でアクロバティックなのだと頭ではなく心で理解させられた。
なまじ自分もパフォーマンスにチカラを入れていただけに感じとってしまった。
やはりから格上なのだと。
後輩のホーリーダストよりもむしろ自分達の方が近いのではないかと錯覚するほどに目指す先にそのスノー・ダストのパフォーマンスはあった。
今まではパフォーマンス中も歓声が上がったり合いの手が入ったりしていたが、スノー・ダストのパフォーマンス中はほとんど見惚れて声が上がらないほどに惹き込まれるパフォーマンスだった。
パフォーマンス終了後、一瞬しんっとなるほど観客が魅入っていたのだった。
そして巻き起こる大喝采。
このパフォーマンスに影響され、ソウルブレイクはその後主にダンスに注力し、その才能を開花させることになるのだった。
つづく




