第六十八話 全国大会後編
天使がトップアイドルを目指すというとんでも設定です。
一応王道アイドル物になる予定です。
誤字・脱字、感想、レビュー諸々受け付けております。
ぜひよろしくお願いします!
全日本アイドルコンテスト全国大会最終決勝戦
ついにここまで勝ち上がったエルシィ達Three Angelとクレッシェンド。
新人の部類に入る彼女達はここまで来るだけでもかなりの能力を見せたと言っても過言ではなかった。
しかし、目標はあくまでトップファイブ。
その挑戦権はこの各グループの優勝者たち10組で最低でも5位に入らなければならない。
この最終決勝戦も持ち歌から一曲、事前のクジにて決まった順番で行い、審査員10名の10点満点で行う。
この最終決勝戦での平均点数は76点
最後である緊張と会場の雰囲気、今までの疲れもあり、過去の上位グループですら点数が伸びなかった。
唯一、1組いや1人だけ100点をたたき出したアイドルがいた。
現トップファイブの中でも1位を維持しているアイドル、春風 愛菜である。
それぐらいトップファイブクラスになるには別格の実力が必要であった。
様々な思いが駆け巡る中大会が始まり、司会の開会があり、各アイドル紹介の入った。
順番に紹介されていき、クレッシェンドの紹介に入った。
「今回3年以下の新人が勝ち上がりました。そのうちの1組、クレッシェンド!!実力はピカイチ、ダンスも歌も高レベルで披露しここまで順調に来ました!さぁ最後の決勝戦もそのチカラを存分に発揮してくれるのか!!」
そして、紹介は進みThree Angelの番になった。
「最終決勝戦まで勝ち上がった新人のもう1組!Three Angel!3つの事務所の新人達によるグループ!3人の天使はトップの座に舞い降りることができるのか!!」
すべてのグループの紹介が終わり、順番が発表された。
クレッシェンドが3番目、Three Angelが8番目。
発表1組目、プレッシャーに耐えきれなかったのかミスを連発。
2組目も会場の雰囲気に飲まれ、リズムのズレが最後まで修正できずにいた。
クレッシェンドの番
ここでゆり達は大胆な行動に出た。
なんと、最終決勝戦で初出しの曲を披露。
ロック調の軽快なリズムにテクニカルなダンス、ハイトーンの歌とかなりのレベルの曲であった。
会場の空気が一変し、盛り上がりを見せた。
このままいけばかなりの点数が期待できる。
そう思われた最後のキメで3人が微妙にズレてしまった。
最後の最後での痛恨のミスがあったがそれでも、高得点であろうことは伺えた。
その後もクレッシェンドに迫るパフォーマンスを見せるグループも現れ、クレッシェンドですら上位に入れるかどうかも際どいところになってきた。
さらに大会は進み、Three Angelの番になった。
いつもの掛け声し、ステージに飛び出した。
ステージから見た会場は人、人、人。
人の海であった。
たしかにこれを見たら圧倒されてしまうかもしれない。
昇はこの状況に対して1つエルシィ達に伝えていた。
「もし、ステージで観客に飲まれそうになったら会場の1番奥に僕がいるからそこだけ見てパフォーマンスしなさい。今はそれでいい、もっと経験を積めば会場全部見れるようになるから」
その言葉を思い出し、3人は会場の奥、昇がいるであろう場所を見つめ、一心不乱にパフォーマンスをした。
奥を見る、これに集中するおかげで会場の雰囲気に飲まれることもなく、無事終了した。
ベストでなかったかもしれないでも、現状の最善を尽くせたように3人は感じていた。
そして、最後のグループ
中堅クラスのアイドルながらほぼ今まで無名。
グループ名、ホーリーダスト
2人組のグループでそれぞれ白と黒の対照的な衣装であった。、
パフォーマンスが始まった瞬間、会場の空気が変わる。
目の前のパフォーマンスから目が離せない。
そんな気持ちになるような魅力的なダンス、耳障りのいい歌、気持ちの高揚を促すようなリズム。
クレッシェンドとはまた違った惹きつけるパフォーマンスだった。
2人のパフォーマンスが終わり会場中に拍手が巻き起こった。
Three Angelにとってクレッシェンドとブラックトライアル以外の目標にもなるライバルの出現だった。
結果発表
1位、ホーリーダスト
2位、ソウルブレイク
3位、Three Angel
4位、コスモニウム
5位、クレッシェンド
この順位に当たるトップファイブに挑戦できることとなった。
あくまで挑戦権はおまけであり、この最終決勝戦は挑戦権の争奪戦であるため、この順位がせ成績にならず、最終決勝戦出場者はすべて優勝者ということになっている。
後日、トップファイブへの挑戦のためのイベントが行われる。
そこで、初めてトップファイブと対面するのだった。
つづく




