第六十五話 都道府県大会
天使がトップアイドルを目指すというとんでも設定です。
一応王道アイドル物になる予定です。
誤字・脱字、感想、レビュー諸々受け付けております。
ぜひよろしくお願いします!
無事に勝ち上がったエルシィたちThree Angelは都道府県大会でクレッシェンドとブラックトライアルに再戦することになった。
都道府県大会はクレッシェンドやブラックトライアルのようにシードで上がってきたグループやThree Angelのように地区予選勝ち抜いたグループなどかなりの猛者が集まっている。
この中から関東では5組に絞られ地方大会へと進出になる。
全日本アイドルコンテストとしてはここからが正式な大会となる。
地区予選は一部の参加グループが多い都市ではある程度絞るために行われる。
都道府県大会でも数組しか地方大会には出ることができない。
今年は5組。
ここに入らなければならなかった。
控室は何の因果かクレッシェンドとブラックトライアルと同じになった。
3グループともさすがに緊張のためか口数はほぼなかった。
3グループとも新人では有名でも中堅以上と比べると場数の経験が圧倒的に足らなかった。
今まで出たどのコンテストよりも規模大きく、注目度も高い。
その気持ちがより緊張に拍車をかけていた。
そんな中、ブラックトライアルが呼ばれた。
控室をあとにするブラックトライアル。
残された2組により一層の重圧がのしかかってくる。
しばらくして、クレッシェンドが呼ばれる。
残されたThree Angel。
さすがに耐えきれず、
「ねぇ、ちょっと早いけどいつものやつやらない?」
と未来が言い出した。
2人は頷いて円陣を組んだ。
「ダンスでハッスル」
「歌ってハッピー」
「笑顔を振り撒く」
「「「私達、Three Angel」」」
すると、なんとなく気が楽になったような感じがした。
「なんか急にやれそうな気がしてきました」
エルシィが少し興奮したように言った。
「うん、なんだかやれそうです」
優花も続いた。
「よし、ここでも満点とって地方大会へなだれ込むわよ」
未来も気合い入れた。
そして、その勢いのままステージに立つことが出来た。
そして、結果発表
Three Angelは5位
ギリギリの通過だった。
クレッシェンドはさすがの3位
そして、ブラックトライアルの名はそこにはなかった。
本番でステップを間違えたようでそれが致命傷で地方大会進出を逃してしまった。
ライバルの1組が早くも脱落してしまった。
それはThree Angelにもクレッシェンドにもちょっとしたミスが命取りになることを教える結果となった。
つづく




