第六十四話 地区予選
天使がトップアイドルを目指すというとんでも設定です。
一応王道アイドル物になる予定です。
誤字・脱字、感想、レビュー諸々受け付けております。
ぜひよろしくお願いします!
全日本アイドルコンテストの地区予選が始まった。
この会場にはクレッシェンドとブラックトライアルはいない。
この2組を含む一部のコンテスト優勝経験者は成績に応じて都道府県大会からの参加となる。
Three Angelとしては優勝経験があるものの、エルシィ個人としてはソロコンテストでは特別賞のため、地区予選からとなった。
会場に到着したエルシィは受付を済ませ、楽屋に案内された。
その楽屋はいくつかのグループが合同で使い、審査が終了したら入れ替わるというシステムだった。
楽屋の一角に見知った顔を見つけ、声をかけた。
「すみません、ちょっと遅れました」
声をかけた2人が振り返り、
「まだ、時間前だから大丈夫よ」
「私たちが少し早すぎただけなので」
未来と優花は答えた。
全日本アイドルコンテストに挑む際に昇にどうするか聞かれたエルシィは迷わずThree Angelとして参加したいと答えたのだった。
昇はすぐさま2人の事務所に交渉し、練習時間の調整、祐希による2人のレッスンの確保などに追われていたのだった。
そのおかげで、2人の実力もかなり伸びたのだった。
「もうすぐ私たち番みたいだけど、久々に例のアレやっとく?」
未来からの提案であったがエルシィも優花もそのつもりだった。
3人で円陣を組んで
「ダンスでハッスル」
「歌ってハッピー」
「笑顔を振り撒く」
「「「私達、Three Angel」」」
そして、ステージへと向かっていった。
地区予選は各グループが1曲だけ歌い、5人の審査員がそれぞれ10満点で審査。
上位10組が進める形のなる。
Three Angelの歌は「Rainbow Bridge(Three Angelバージョン)」だった。
結果は50点満点で無事1位通過となった。
この結果を予想していたとはいえ、昇も大いに喜んだ。
そして、同じく50点満点のグループが他にもいたことを見逃すことになったのだった。
つづく




