第五十三話 イベント秘話
天使がトップアイドルを目指すというとんでも設定です。
一応王道アイドル物になる予定です。
誤字・脱字、感想、レビュー諸々受け付けております。
ぜひよろしくお願いします!
今回のイベントは大成功に終わった。
その要因の1つになったシャッフルが決まったきっかけはエルシィの一言からだった。
「みなさんは別のグループの曲ってまったく出来ないんですか?」
エルシィのその一言は単純に疑問を口にしただけだったのだが、それを聞いたものはエルシィに悪気がないのは理解しつつも、かなり煽られてるように感じた。
「エルシィさん、他のグループの曲をやるのは暗黙の了解でしないことになってますわ」
ゆりは感情を抑えながら言った。
聖奈と玲蘭はここで爆発しているはずのゆりが抑えいるのをみて感心していた。
「そうなんですね。じゃあ出来ないってことはないんですねー」
とその様子を気にすることなくエルシィは続けた。
その場にエルシィ以外の8名全員
(自分はどのグループの曲でも完璧にできる)
と思ったのだった。
ということで、イベント後半はメンバーをシャッフルしようということになった。
しかし全員が変わってしまうと収拾がつかないため、エルシィ、ゆり、歌菜のリーダー3人はそのままということになった。
リーダーはメンバーに振付やポイントを教えて完成度を高める、他メンバーはその曲をいかに自分のものにするかということである意味グループにこだわらずに競い合いになった。
問題は誰がどのグループに移動するかということだがゆりのチームはもともとゆりの指導に絶えれそうな優花と調にすぐに決まった。
我の強いゆりにマイペースな調、周りに合わせる優花と噛み合わなさそうでしっかり役割が分かれており、まとまりやすかった。
歌菜のチームとエルシィのチームはそれに合わせて決まった。
歌菜のチームは未来と玲蘭でほとんど喋らない歌菜を未来と玲蘭で引っ張っていく形になった。
エルシィのチームは聖奈と詩乃。独特なエルシィと聖奈を上手く詩乃がまとめる感じになった。
3グループとも正式メンバーとは違った味の雰囲気になった。
それぞれがもともと何度かコンテストで当たっていたため、曲の流れもすんなり理解していた。その上でそれぞれが個性を出すまでに成長していた。
これを見ていた昇は案外これからはライバルたちがエルシィの1番の指導者なるのかもしれないと思った。
つづく




