第二十一話 3の奇跡
天使がトップアイドルを目指すというとんでも設定です。
一応王道アイドル物になる予定です。
誤字・脱字、感想、レビュー諸々受け付けております。
ぜひよろしくお願いします!
決勝戦結果発表
順番に点数が表示され、さらに会場の投票によりさらに点数が加算される。
審査員満点で1000点、会場投票満点で1000点の合計2000点満点で評価される。
しかし、投票は得票率で分けられる為1000点の取り合いとなる。
審査員点数で勝っていても投票でひっくり返ることはそこそこあった。
特に実力が拮抗しているほど起きやすかった。
まずは審査員点数の発表
1番、クレッシェンド
1000点満点中999点
会場から歓声が沸き起こった。
これまでのコンテストでの歴代最高得点だった。
ThreeAngelや昇達もさすがに予想外の点数だった。
それほど999は圧倒的な数字であった。
半ば会場全体から優勝はクレッシェンドに決まりかと思われた。
2番、ThreeAngel
1000点満点中999点
3人はしばらく数字の意味が理解できなかった。
数秒後、3人は疲れ果てた身体が嘘のように飛び跳ね歓喜した。
会場も歴史的な瞬間だと大いに盛り上がった。
しばらくして、会場が落ち着き、ほぼこのどちらかが優勝だと考えていたところで、次の発表
3番、ブラックトライアル
1000点満点中999点
今度は会場すべてがその数字が理解出来ず、今までと違って静かだった。
そして、みなが理解出来たとたん、
「おぉーーーー!」
「すげーー!」
「奇跡だ!」
など、観客が各々絶叫していた!
審査員点数はまさかの歴代1位で同点。
投票は1000点なので必ず決着が着く。
もう、どのグループが勝ってもおかしくない状況であった。
会場中、どこが勝つのか期待に満ち溢れていた。
投票点数
クレッシェンド 333点
ThreeAngel 333点
ブラックトライアル 333点
会場のスクリーンに結果が映し出された。
と同時に会場中がどよめきに包まれた。
ステージ上に1人の人物が上がった。
コンテスト主催者の佐竹 泰之であった。
「あーあー、テステス。会場の皆さん及び出場者と管家の皆さん。長い大会にお付き合って頂きありがとうございました。」
と深くお辞儀をした。
「主催の佐竹です。私から今回の結果について説明致します。」
「まず、審査員点数に関しては不正等なく純粋な採点の結果で同点となりました。」
「次に投票に関してですが、今回用紙に複数というか3グループすべて書いた用紙が多く、それを除いた場合のそれぞれの枚数が同数だったため、今回は3グループともに同点優勝と致します」
シーン。
しばらく会場は静けさで凪のようだった。
が、すぐに
「おーー、すげー」
「これは伝説になる!」
と会場中が湧き上がった。
後に3グループの奇跡、「3の奇跡」と呼ばれるようになる結末だった。
つづく




