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天使、アイドル活動始めました!ウチのアイドルは本物の天使!  作者: 鬼乃バナナ


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21/106

第十九話 波乱のコンテスト

天使がトップアイドルを目指すというとんでも設定です。

一応王道アイドル物になる予定です。

誤字・脱字、感想、レビュー諸々受け付けております。

ぜひよろしくお願いします!

午後、予選の結果発表

1位 クレッシェンド   489/500

2位 ThreeAngel     485/500

3位 ブラックトライアル 482/500

・・


3人は無事通過を喜んだ。

その横で一人篤は怪訝な顔をしていた。

それに気付いた昇は、他に聞かれないようにそっと問いかけた。

「篤、なにか気にかかることがあるのか?」

「いや、3位のグループにちょっと聞き覚えがあってな。勘違いならいいんだが」

「3位?ブラックトライアルか?何かあるのか?」

「噂で聞いたグループ名とは違うんだが、なんか引っかかってな、勘が当たったら決勝は荒れるかもしれない」

「こういう時の篤の勘は当たるから注意しておくよ。ありがとう」

「今日ぐらい外れてほしいわ」


準決勝は3グループに分かれて、別々に行われるため、会場は3つの小ホールに移動する

ThreeAngelとクレッシェンドはそれぞれ別会場になる


「ThreeAngelの皆さん、せいぜい決勝まで負けないでくださいね、私達の手で引導を渡してあげますから」

「残念ね、私達は負けないから引導はそっちに渡してあげるわ」

未来とゆりはそう言い合って別れた。

傍からみるとある意味励まし合ってるようにも見えて、それぞれのメンバーはちょっとほのぼのしていた。


準決勝、第2会場

ThreeAngelの他に2グループがいた。

それぞれ、2人ずつのグループだった。

発表の順番は順位が下位からなのでThreeAngelは最後になる。


ThreeAngelの2曲目は「シャインステージ」

3人の持ち歌で1番練度の低い曲だった。

予想では練度の低いと言っても3人の実力を考えるとかなりうまいレベルのはずだった。


1組目、デュアルスター

300満点中272点

2組目、Tocotoco

300満点中276点


2組ともかなりの高得点を出してきた。

実は両グループとも、自分たちの1番の曲をここに持ってきたのだった。

クレッシェンドに勝つのではなく、まず戦えるようにしてきたのであった。

これには昇たちも予想外であった。

通常、準決勝では順当に順位上位が勝ち上がる事が多かった。

しかし、今年はクレッシェンドという圧倒的な優勝候補と、ThreeAngelがまったくの無名であったことが2組のグループの決断を後押ししてしまった。


しかし、今更曲順も変えれないため、エルシィたちは絶体絶命のピンチだった。


この暗い雰囲気を打ち破ったのはやはりエルシィだった。

「こうなったらクヨクヨしても仕方ありません!悔いのないように全力でやりましょう!まだ、負けると決まったわけではありませんよ」

「そうだ、3人チカラがあれば十分に勝ち上がれるさ」

ここぞとばかりに昇が鼓舞した。

「そうね!ウジウジして失敗するより全力でやってスッキリしましょう!」

「そうですね。チカラいっぱいやって悔いを残さないようにしましょう!」

未来も優花もそれぞれやる気を取り戻した。


3組目、ThreeAngel

曲「シャインステージ」


3人はコンテスト最後なるかもしれないと全力でやった。


結果

300満点中277点

1点差とはいえ、無事に決勝進出を決めた。


同時刻他会場

第1会場

クレッシェンド

300満点中288点


第3会場

ブラックトライアル

300満点中281点


つづく

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