第十九話 波乱のコンテスト
天使がトップアイドルを目指すというとんでも設定です。
一応王道アイドル物になる予定です。
誤字・脱字、感想、レビュー諸々受け付けております。
ぜひよろしくお願いします!
午後、予選の結果発表
1位 クレッシェンド 489/500
2位 ThreeAngel 485/500
3位 ブラックトライアル 482/500
・・
3人は無事通過を喜んだ。
その横で一人篤は怪訝な顔をしていた。
それに気付いた昇は、他に聞かれないようにそっと問いかけた。
「篤、なにか気にかかることがあるのか?」
「いや、3位のグループにちょっと聞き覚えがあってな。勘違いならいいんだが」
「3位?ブラックトライアルか?何かあるのか?」
「噂で聞いたグループ名とは違うんだが、なんか引っかかってな、勘が当たったら決勝は荒れるかもしれない」
「こういう時の篤の勘は当たるから注意しておくよ。ありがとう」
「今日ぐらい外れてほしいわ」
準決勝は3グループに分かれて、別々に行われるため、会場は3つの小ホールに移動する
ThreeAngelとクレッシェンドはそれぞれ別会場になる
「ThreeAngelの皆さん、せいぜい決勝まで負けないでくださいね、私達の手で引導を渡してあげますから」
「残念ね、私達は負けないから引導はそっちに渡してあげるわ」
未来とゆりはそう言い合って別れた。
傍からみるとある意味励まし合ってるようにも見えて、それぞれのメンバーはちょっとほのぼのしていた。
準決勝、第2会場
ThreeAngelの他に2グループがいた。
それぞれ、2人ずつのグループだった。
発表の順番は順位が下位からなのでThreeAngelは最後になる。
ThreeAngelの2曲目は「シャインステージ」
3人の持ち歌で1番練度の低い曲だった。
予想では練度の低いと言っても3人の実力を考えるとかなりうまいレベルのはずだった。
1組目、デュアルスター
300満点中272点
2組目、Tocotoco
300満点中276点
2組ともかなりの高得点を出してきた。
実は両グループとも、自分たちの1番の曲をここに持ってきたのだった。
クレッシェンドに勝つのではなく、まず戦えるようにしてきたのであった。
これには昇たちも予想外であった。
通常、準決勝では順当に順位上位が勝ち上がる事が多かった。
しかし、今年はクレッシェンドという圧倒的な優勝候補と、ThreeAngelがまったくの無名であったことが2組のグループの決断を後押ししてしまった。
しかし、今更曲順も変えれないため、エルシィたちは絶体絶命のピンチだった。
この暗い雰囲気を打ち破ったのはやはりエルシィだった。
「こうなったらクヨクヨしても仕方ありません!悔いのないように全力でやりましょう!まだ、負けると決まったわけではありませんよ」
「そうだ、3人チカラがあれば十分に勝ち上がれるさ」
ここぞとばかりに昇が鼓舞した。
「そうね!ウジウジして失敗するより全力でやってスッキリしましょう!」
「そうですね。チカラいっぱいやって悔いを残さないようにしましょう!」
未来も優花もそれぞれやる気を取り戻した。
3組目、ThreeAngel
曲「シャインステージ」
3人はコンテスト最後なるかもしれないと全力でやった。
結果
300満点中277点
1点差とはいえ、無事に決勝進出を決めた。
同時刻他会場
第1会場
クレッシェンド
300満点中288点
第3会場
ブラックトライアル
300満点中281点
つづく




