第十六話 本番前日の結束
天使がトップアイドルを目指すというとんでも設定です。
一応王道アイドル物になる予定です。
誤字・脱字、感想、レビュー諸々受け付けております。
ぜひよろしくお願いします!
Three Angelの初のコンテストは予選と本戦の2部構成だった。
参加チームは20組、予選で上位9チームが本戦へ
本戦は3グループに分かれ、各1位同士で決勝となる。
3回とも違う歌が必要となる。しかも、オリジナル今日ならば加点があるのだ。
持ち歌が最低3曲必要なのはこのためだ。
そして、どのタイミングでどの歌を歌うかも重要になる。
コンテスト前日
3人は練習を終え、明日に向けてミーティングをしていた。
「という感じだから、曲の順番を決めないといけないのよ」
未来は2人にコンテストのルールを簡単に説明していた。
「つまり、単純に自信のある曲を決勝にしてもそこにいけない可能性もあるってことですか?」
と優花は恐る恐るも聞いた。
「そういうことね。逆に1番得意の曲を最初に持ってきて、勢いをつけたりすごいって印象をもたせる方法もあるわね」
「でも、本番は何番目に歌うかもわからないんですよね?それならとりあえず無難なやつを最初にするのまありじゃないてすか?」
エルシィも自分考えを伝えてみた
「だから、どの順番でやるかも重要なのよ。失敗すると予選敗退なんてことにもなりかねないの」
と未来は人差し指をビシッと立てて言った。
「マネージャー達はなんて言ってるんですか?」
優花はエルシィの方に向かって聞いた。
実はエルシィ以外はそこそこ大きい事務所のため一人一人にマネージャーはついていなかった。ましてやデビュー前の新人にはほとんどマネージャーはいない状態だったので、実質Three Angelのマネージャーは昇が行っており、他の事務所の了解も得ていた。
「マネージャーは自分で考えた方が悔いがないからって言ってました」
エルシィは少し不安そうに答えた。
「あのマネージャー優しそうな顔してこういうところななかなかスパルタね」
「少なくとも意見ぐらいはもらってると思ってました」
2人も少し不安そうに答えた。
「ないものは考えても仕方ない。3人で後悔のないように考えましょう」
未来はパンと手を叩いて気持ちを切り替えた。
「私は最初に得意な曲、次に苦手な曲、最後普通の曲って順番がいいと思うわ」
「私は未来ちゃんと違って、最初に最初に普通の曲、次に苦手、最後に得意がいいと思うの」
2人はそれぞれ意見を出した。
「エルシィはどう思うの?」
未来はエルシィにふった。
「私は苦手、普通、得意の順番かいいと思います」
「みんなバラバラねー。どうしよっか?」
3人はしばらく議論を重ねた。
「よし、最終的にこれでいいわね。これでダメだったらどっちみち優勝なんてムリだったと諦めましょう」
「ですね。これが今の私達のベストな順番だと思います」
「はい!皆さん明日はいっぱい笑顔を振り撒きましょう!」
最後にそういったエルシィを2人はキョトンとしてみていた。
エルシィが不思議そうに2人を見返していると
「それ、いいわね」
「はい、とってもいいです」
2人はそういって
「それを3人の気合入れる合言葉にしましょう」
「はい!絶対いいと思います」
「じゃあこういう感じで、ゴニョゴニョ」
未来は2人に耳打ちした
未来「ダンスでハッスル」
優花「歌ってハッピー」
エルシィ「笑顔を振り撒く」
3人「私達、Three Angel!」
つづく




