夢その四 ~いくつかの夢~
〇 「きゃりーぱみゅぱみゅ」が舞台の上で、音楽に合わせて歌いながら踊っている。例のごとく、ユニークな衣裳で手足を伸ばしたり、開いたりして。
すると、舞台の後方からものすごく大きいサイコロ形の箱が転がって出てくる。それは、二つ一組で左に二つ、右に二つ、合計四つの箱なのだが、そこには数字が書かれてあり、左の二つの箱には数字の「1」、そして右の二つの箱には「6」が大きく書かれてある。
箱は転がるに従い、どんどん大きくなるように見える。
そして、舞台の前面近くまで来ると、意味ありげに止まる。
箱の中から、何かが出てきそうな雰囲気となる。
ぱみゅぱみゅは、箱の中から何かが出るまで、一生懸命踊っているように見える。しかしすぐには箱から何も出てこない。
私はたぶん、トロイの木馬のように、中から子どもとか女の子とかがパーッとたくさん出てくるものだと考えているのだが、いくら経っても何も出てこない。
ぱみゅぱみゅは一生懸命踊るが、時間が経つばかり。
観客も「何だこれ?」というような雰囲気となる。
しかし、ぱみゅぱみゅは踊り続ける。音楽も終わらない。
それが、数分も続いただろうか。
おそらく何かの手違いがあったのではないか、と私は疑うようになる。
裏方では、トラブルを何とか解決しようと試みているんだろうと想像する。
だが、結局何も出てこなかった。
ぱみゅぱみゅも踊りながら、「もう、これは失敗だな」と感じているが、音楽が鳴り止まないので、仕方なく踊り続けているみたいだ……。
(2013年02月23日 mixiから)
〇 自宅の冷蔵庫からアサヒスーパードライの缶ビールを取り出し、プシュッとプルタブを引き開けて、グビッと飲む。
しかし、何とも不味い。
製造年月日とか賞味期限が缶に書かれていないか確認すると、「2002.02.08」の表示があった。
何と、10年以上も前の缶ビールだった。
不味いはずだ。
※ 02月08日は私の誕生日である。
(2013年12月14日 mixiから)
〇 モノトーンの虹が架かっている。白と黒のグラデーションの虹の上を何匹ものペンギンが渡っている。一匹のペンギンがアップで映し出された。
見ると、公園に設置されてある雲梯を握るみたいに両手でしっかりと虹の棒をつかんでいる。
親指は(拇指対向性ではなく)他の指と同じ方向で虹をつかんでいるのが見えた。( ペンギンにも五本の指があった!)
次から次へとペンギンが虹の橋を渡っていく。
虹の端はどうなっているのか、遠くてよく見えないが、どうやら点線状になっているみたいだ。ペンギンがその虹を渡った後は、どうなったかわからない。
(2013年12月12日 mixiから)
〇 松下嬢(って誰だっけ?)がカッターナイフで、僕の腕の皮膚をスーッと切る。皮膚が裂け、うっすらと血がにじむ。
ハンブルグとハンバーガー、これは関連のある言葉なのか? という疑問が湧く。
藪から棒という言葉。
藪から某という言葉。
(2012年5月14日 オリジナル)
〇 恐竜の顔が大きく作られた玩具が目の前にある。手前にあるスイッチを押すと動きだし、大きく目を開き、口が開き、「ワォー!」と叫べば大当たり。シュンと目を閉じてしまうとハズレ。
私は小さな子どもになって、食器棚の上に登りその影に隠れて、その光景を見ている。
(2012年5月16日 オリジナル)
〇 「お願いは月ではなく、金星にしなさい」と誰かが言った。
(2023年4月29日 mixiから)
私の夢製造機さんは多種多様な夢を見せてくれる。ここに挙げたのは、夢らしい夢と言えそう。本当は漱石の「夢十夜」みたいな面白い内容で、細かい描写ができれば良いのだけれど、もちろんそういう訳には行かない。どちらかと言えば、私の見る夢はつげ義春のそれに近い気がする。彼は見た夢をそのままマンガにできたが、私にはそれを一つのストーリーにする能力はない。残念だけれども。




