一つ二つ
〇 一つ
先日、京都にある髙島屋デパートの酒コーナーに行ったとき、懐かしい言葉の日本酒を見つけた。
「よろしゅうおあがり 京の酒」
この「よろしゅうおあがり」という言葉、最近ではほとんど聞いたことはないが、昔、母親によく言われていた。
食事が終わった後、私が「ごちそうさま」と言うと、母親が必ず「よろしゅうおあがり」と言う。
ただ、「よろしゅうおあがり」の意味がいまいちわからなかった。
「ごちそうさま」に対する返答としての言葉だろうということは何となく理解できるが。
でも、私はこれまで、もしかしたら「いただきます」に対する返答語ではないのか? という疑いも抱いていた。母親が間違って使っていたのではないのかと思ったこともあった。
しかし、「よろしゅうおあがり 京の酒」の説明文によれば、
『京言葉で食後の「ご馳走様」に対する返答の言葉で「おいしく食べてくれてありがとう」と言う意味です』とある。
やっぱり、そうか。
母親は間違ってはいなかったのだ。
母の出身は和歌山県であるが、昔はこんな言葉が京都以外の地域でも結構使われていたのかもしれないなと思う。
今、家庭で「よろしゅうおあがり」なんて言葉はもう使われていないかもしれない。でも、ちょっと優雅でもある。
この「よろしゅうおあがり 京の酒」が美味しいと思うのは、私の懐かしさが贔屓をしてのことでは勿論ない。
(2013年01月18日 mixiから)
〇 二つ
酔っ払って世間を見る
酔っ払うと…。
世界のすべてが一瞬にして理解できそう。
この世のすべてのことが、分かる気がする。
我々はなぜ存在しているのか、とか、宇宙の仕組みとか。
帰りの電車の中。
座っている人を眺めていると、各々の欲望が見てとれた。
例えば、私の前に座っている男女。
男は、権力欲を、女は性欲を。
それぞれウチに秘め、自分の中に閉じ込めていることを。
そして、それを解放することを夢見ていることを。
おっと、これは己のことを指しているのか?
お前は誰だ。
(2008年06月11日 mixiから)




