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#0 『プロローグ』

彦星と織姫の話。 つまり、天の川にまつわる話をご存じだろうか。

世間一般で言う七夕伝説のお話で、俺はその話を幼少のころから聞かされていた。

織姫は天帝の娘で、機織の上手な働き者の娘であった。

彦星もまた働き者であり、天帝は二人の結婚を認めたのであった。

めでたく夫婦となったが夫婦生活が楽しく、織姫は機を織らなくなり、

彦星は牛を追わなくなったので、天帝は怒り、

二人を天の川を隔てて引き離したが、年に1度、7月7日だけ天帝は会うことを

ゆるし、天の川にどこからかやってきたカササギが橋を架けてくれ

会うことができた。 なんてお話なのだが…

7月7日に雨が降ると天の川の水かさが増してしまい

(現実で考えれば天気が悪くて空が見えないので)

織姫は渡ることができず彦星もも彼女に会うことができないことから

催涙雨は織姫と彦星が流す涙~とかなんとか言われてる。

と、これがその伝説。まぁ、つまり簡単に言ってしまえば

恋にうつつをぬかし、本来やるべきことを怠った結果と

俺自身の見解ではあるが、そうなんじゃないかと思っている。


けれど、自分はどうなのだろう。

恋。 恋愛をせずに高校3年生の春を終えた俺、高嶺一星の春は

何もせずに終わってしまった。

彦星と織姫の七夕伝説のような波乱万丈で超遠距離恋愛さまさまな

恋を送りたいと思ったことはないが…。

というかそもそも恋愛に重点を置いたことなど17年間1度としてなかった。

恋愛に目を傾けるときもなかったしいつも俺のそばには、友達と星があった。

この先もそれでいいじゃないかと……。ずっと思っていた。

そう…―――


天河音姫に出会うまでは……………

高嶺一星が起こすひと夏の恋愛。

軽い気持ちで読んでいってください~♪

深く考えず、あ~、恋愛ってこういうのもあるんだな。

程度で見てください☆


『星天シリーズ』第一幕。

『あの天に届く星』のサブタイトルは


『あなたに届いていますか? 俺の………』です。


それでは、完結までどうぞよろしくおねがいします!

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