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What a Life!  作者: LUCA
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手術直後

目が覚めると、体のありとあらゆる場所に鍼や管が刺されていた。麻酔から目覚めたばかりなためか、意識は半ば朦朧としていたが、喉の乾きを強く感じていたことを覚えている。

そんな時、突然A先生の姿が視界に入ってきた。

「これから傷をホッチキスで塞ぐからね。」

え、それって麻酔が効いてる内にすることじゃないの!?

そんな僕の心の叫びにも構わず、彼は巨大なホッチキス様の物体を取り出した。

目を強く瞑ると、頭に金属の当たる感触があり、続いて何かが押し付けられる感覚があった。更には、ホッチキスで壁に掲示物を駐めるような音までが響いたが、何故か痛みだけは感じなかった。

後から聞いた話によれば、その時麻酔薬はまだ完全に切れていた訳ではないらしい。意識だけが少し戻りかけていた状態だったのだそうだ。

次に目を覚ますと、自分は暗い緊急治療室のベッドに寝かされていた。相変わらず身体は動かしにくいが、先ほどとは異なり、意識は覚醒していた。そしてベッドの周りには、家族の皆が集まっていたのだった。

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