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001  作者: 真中ラン
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4

「秘密?」

「そう秘密。私の秘密を知って答えて欲しいの。」

「簡単にというが、そんなの沢山あるだろ。全部当てろっていうのか?」

「いや、そんな事はしないわ。私にも知って欲しくない秘密もあるわよ。」

いや、大半が知られたくない秘密だろ。

「もっと細かく言った方が良かったわね。」

それでも難しそうだが、簡単にはなるだろう。

「教えてくれ。言って貰っても分からないかもしれんが。」

「それは、何故、私の性格が変化したのか。」

「確かに、わかりやすくはなったな。まぁそれを知って、答えればいいんだろ?」

「そう、期限は1ヶ月後。今は10月だから11月までに答えて欲しいわ。それじゃあ、もう時間が遅いから帰らせてもらうわ。」

「わかった。1ヶ月間あるんだな。それじゃあ。」

1ヶ月間の猶予を多く感じれば良いのか、少なく感じれば良いのか。

それでも全力で問題を解かなければいけないだろう。






そして、俺は家に帰ってきたあと、そのまますぐに寝てしまった。

気がつくと、もう朝になっていた。

宿題はもう学校に行ってからやるしかない。

俺は、着替え朝食を食べたらすぐに家を出た。

時間がないため、あの上り坂も走って登らないといけないと思うと足が重くなる。

学校に着き、宿題をやっていると、松本小鳥が教室に入ってきた。

想像はできてたが、小鳥は昨日のことなど気にしなていない様な顔をしている。

学校では話すことはこれからもないだろう。

そう考えていると、高橋先生が教室に入って来てホームルームを始めた。

今日も高橋先生の親父ギャグが炸裂し、生徒はそれを無視する。

いつもの事だが、俺には新鮮に感じる。

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