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元ヤン×元ヤン=チルい夫婦  作者: 櫻木サヱ


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11/11

完璧なチル夫婦の日常♥

朝日が差し込むリビング。

陽太はカーテンを開け、柔らかい光が差し込む中で伸びをする。

美月はキッチンでコーヒーを入れながら、ふとタマに話しかける。

「今日もいい天気やな、タマ」


タマはにゃんと鳴き、二人の足元でくるくると回る。

窓の外では、鳥のさえずりと小さな子どもたちの笑い声が聞こえ、街は今日も穏やかだ。


「……こういう朝、ええな」陽太がぽつりと言う。

美月は振り返り、笑顔で応える。

「うん。私たち、昔の私たちとは思えんくらい落ち着いたな」


朝食は、二人で作ったトーストとスクランブルエッグ、フルーツ。

「やっぱり、一緒に作ると美味しさ倍増やな」陽太が笑えば、美月も頷く。

「そうね。ケンカもせんし、楽しいし」


その日、二人は散歩に出かける。

街では近所の人たちが挨拶を交わし、子どもたちは元気に遊ぶ。

「あの子、元気やな」美月が笑えば、陽太も「うん、見てるとほっこりするな」と笑う。


二人の元ヤンらしさは、時折チラリと顔を出す。

通りすがりの子どもが転びそうになると、二人はさっと手を差し伸べる。

小さなトラブルも、元ヤンパワーを活かしてすぐに解決。


「昔なら、ここで派手に喧嘩になってたやろうな」陽太が笑うと、美月も肩をすくめて笑う。

「今はこうやって笑いに変えられる。平和やな」


夕方、家に帰ると、二人は庭でタマと一緒に遊ぶ。

風が涼しくなり、空はオレンジ色に染まる。

「……ほんま、チルな日常やな」陽太がつぶやくと、美月も膝を寄せ、うなずく。

「うん。元ヤンだった頃の私たちも好きやけど、今はこうやって穏やかに笑える時間が一番幸せ」


夜、二人はソファに並んで座り、テレビを見ながら手をつなぐ。

タマは膝の上で丸くなり、リビングには静かで温かい空気が流れる。


「……未来も、こうやってチルでいられるとええな」陽太がつぶやくと、美月も微笑む。

「うん。二人で、タマと一緒に、ずっとこのまま」


元ヤン二人の生活は、喧嘩や荒くれの日々を乗り越え、今や完璧なチル夫婦の日常へと変わっていた。

笑いと優しさに包まれ、今日も明日も、二人は互いに支え合いながら、ほのぼのとした毎日を紡いでいく。


こうして、元ヤン×元ヤンのチルい夫婦の日常は、平和で温かい光に包まれながら、静かに幕を閉じた。


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