【漫才】ラジオのパーソナリティ
漫才「ラジオのパーソナリティ」
漫才コンビ:はらみしま
ボケ:原くん
ツッコミ:三島くん
二人「はいどうも〜よろしくお願いします!」
ツッコミ「原くん、いつになく気合い入ってるじゃない」
ボケ「いや今日はいいね。もう今日は俺高いよ」
ツッコミ「お?テンション高いのはいいね」
ボケ「違う違う、血糖値だよ」
ツッコミ「紛らわしいよ」
ボケ「生活習慣病」
ツッコミ「生活習慣を直せ。そんなことよりも、僕ら2人で漫才やらせていただいてますけど、受験生の皆さんはなかなか大変じゃないですか」
ボケ「あー、大変だね」
ツッコミ「それでね、僕が受験生だった頃は、予備校行くのはもちろん家でもラジオ番組を聞きながら勉強してましたね」
ボケ「本当?僕もそうだった」
ツッコミ「原くんもそうだったの?」
ボケ「僕ら2人、受験生を応援してみたいじゃん。だから深夜ラジオのパーソナリティをやってみたい」
ツッコミ「そう?じゃあ君がパーソナリティで、僕がリスナーね」
ボケ「ここからは、ラジオ深夜便です」
ツッコミ「NHKかよ」
ボケ「元気ですか!!!」
ツッコミ「猪木か!ラジオ聴いてるお年寄りがびっくりしちゃうでしょ」
ボケ「元気があれば、ラジオパーソナリティにもなれる」
ツッコミ「それで行くのね」
ボケ「今日も沢山のお便りが来ています。ラジオネーム市ヶ谷の北京原人から。ウホウホウホホホホウホウホウホウホ」
ツッコミ「本文は日本語じゃないのね」
ボケ「というわけで市ヶ谷の北京原人さんに送る言葉はこちら。元気ですか!!!」
ツッコミ「また猪木かい。ストップストップ」
ボケ「なんだよ」
ツッコミ「こんなラジオ深夜便はないから。ちゃんとやって、NHK以外で」
ボケ「わかったよ。さあ、ここでリクエストをいただいております。ラジオネームブラック企業資産凍結法閣議決定さんからのリクエスト。Aboでくっせえわ」
ツッコミ「うっせえわだよ。あと、Adoな。さあ他の局にしよう」
ボケ「それでは早速お便りを紹介しましょう」
ツッコミ「おお、まともだ」
ボケ「東京都のつば九郎さん。ペンネームはスワローズ優勝希望さんです」
ツッコミ「つば九郎が本名!?」
ボケ「原さんこんばんは。メールテーマの夜中に食べたいものですが、私はかき揚げ丼です」
ツッコミ「胃がもたれるよ」
ボケ「夜中に脂っこいものを食べる背徳感がたまりません。原さんはどうですか?PS. ヤクザに1億円を渡さないでください」
ツッコミ「その原さんじゃないでしょ。ストップストップ」
ボケ「なんだよ」
ツッコミ「あのね、小ボケを挟みすぎ。それから洒落にならないブラックジョークは笑えないから。ラジオのパーソナリティはだいたいリスナーの悩み相談とかするから」
ボケ「わかったよ」
ボケ「ラジオネーム、アクアエクスプロージョンさんからいただきました」
ツッコミ「ラジオネームが気になるなぁ」
ボケ「原さんこんばんは。僕には好きな女の子がいます。僕は野球好きなんですが、彼女はサッカー好きです。彼女を野球に連れて行きたいのですが、嫌われるのが怖くてなかなか踏み出す勇気が出ません。原さんはこういう時、どうしますか?
そうだね。じゃあ野球やめよっか?がんばリボン!」
ツッコミ「おい待てい」
ボケ「これからはサッカーの時代だ。ハンドじゃなく、足を使え」
ツッコミ「ストップストップ」
ボケ「なんだよ」
ツッコミ「リスナーに対して辛辣すぎ。野球やめさせてどうすんだよ。それから最後のがんばリボンはダメだからね。ただのパクリじゃねえか」
ボケ「え?パクとリー?」
ツッコミ「出てねえよパクさんもリーさんも」
ボケ「え?りえりー?」
ツッコミ「何一つ関係ないよねここまでの流れに。ちゃんとやって」
ボケ「わかったよ」
ボケ「ラジオネーム、みやしんさんからいただきました。私は子供の頃におじいちゃんと見た一面の蛍の光景が今でも忘れられない。でも、いつしか蛍は見られなくなった。川が汚れてしまったから。私は川の再生プロジェクトの仕事に就いた。しかし、川の再生は、途方も無い道のりで、幾度となく失敗に失敗を重ねて、遅くまで働いて、疲れて帰ってくる私を見るに見かねて、母が私に渡してくれたのが、このスティック状で、水によく溶ける…」
ツッコミ「それ青汁のCMじゃねえか!感動的な話を全部台無しにしてくるやつだよ。こんなのダメだよ。原くん、パーソナリティ失格」
ボケ「わかったよ。じゃあ次はアイドルのプロデュースをやるよ」
ツッコミ「いいかげんにしろ」
二人「どうもありがとうございました!」