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幕間・夜のバックヤード

「今日は驚いたな、兄者。まさかニーナが、あそこまで見事に客の目的に合致する本を探してみせるとは思わなかった」

「あぁ。文字の代わりに、文章に籠められた想いを読む。その能力を、今のところ上手く活用できているようだ。……それにしても」

「どうした、兄者?」

「いや。たった一日で、仲良くなったものだと思ってな。あの巨人が帰った後、顔を見合わせて笑い合っていただろう?」

「なんだ、嫉妬か?」

「いや。微笑ましいと思ってな。それに、弟の意外な一面を見た思いだ」

「兄者……茶化さないでくれ」

「わかった、わかった。では、今日もも寝る事としよう。おやすみ、弟よ」

「あぁ。おやすみ、兄者」

(……しかし、本を開いてその文字を見る前から、想いの強さを感じ取るとは……。ニーナの能力は、一体どこまでの事ができるのだ……?)

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