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幕間・アインスの部屋

「アインスさん? 探し物は見付かりましたか?」

「ニーナ。……いや、随分奥の方に片付けてしまったらしい。まだ見付かっていないんだが……店舗の方で、何か問題でも?」

「いえ、ツヴァイさんが……アインスさんを手伝うように、と。お店の番は、ツヴァイさんがしてくれています」

「そうか。……ひょっとして、ユニコーンの小説家が来ていたか?」

「……あ、はい! いらしています。……わかるんですか?」

「彼は少々特殊な盛り上がりをするからな。彼と弟が会話をすると大体かみ合わない。それ故、弟は彼が来ると調子が狂うらしい。弟が常とは違う行動を取った時は、大体が彼絡みだと思っておいた方が良いだろう。ニーナが振り回される前に逃がしたつもりなのだろうな」

「えっ……それじゃあ、あの……私、戻った方が良いのでは……」

「……いや、その心配は無いな。ドアの音と、蹄で駆ける音が聞こえた。彼が帰ったのだろう」

「ところでニーナ。私の方は大丈夫だと、弟に伝えてくれないか? ニーナも、そのまま仕事に戻って良い」

「はい。……探し物、見付かりそうですか?」

「どうだろうな。だが、今すぐ見付けなくてはいけない物でなし。のんびり探すとしよう。……あぁ、そうだ」

「?」

「最近はどうだろうか? 何か、思い出せそうか?」

「……すみません。今のところは、まだ、何も……」

「そうか。……いや、気にしなくても良い。ニーナがいる事で迷惑はしていない。寧ろ、助かっているほどだ」

「そう……ですか?」

「そうだとも。さぁ、早く店舗へ行って、弟を手伝ってやってくれ。ユニコーンの相手をして、きっと疲れているだろうからな」

「わかりました」

「……ふむ。記憶を封じる鍵は、思ったよりも手強そう、か……」

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