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7話 ノーティルの町の北の森の奥の祠で少しトラブル発生

よんでくれてありがとうございます。

いそいでかいたのでもしかしたら誤字脱字があるかもしれません。

あとでなおしますのでご了承ください

ノーティルは、武装した兵士、貴族のような人、冒険者のような人たちがたくさんいた。

割と大きめな町だった。

僕らは道中でレベルが10に上がっていて、お金も分配で5000くらいずつ入っていたので町を探索しながら、敵から出たお金で食べ物を買ったりした。

町で売っていた焼き鳥や、ディップメグというお菓子はおいしかったが、エルデン草原にいるモンスターたちと比べると少し物足りなかった。


町を探索していたら、こんなことを聞いたんだ。

・北の祠には、「恐ろしい化け物」が住んでる。

・女の形をしていると思ったらいきなりトロールに代わって襲ってきたんだ。

・近寄るな!って言ってたな。

今から僕らが行こうとしてるのは北の森の奥にある祠だ。

そこのことなんだろうか。


それで僕らは北の祠について気になったので冒険者の酒場で情報を聞くことにした。

1つのパーティに話しかけて情報を聞いた。

ついでに冒険者視点からのステータスへの関心について知りたかったのでそれも聞いてみた。

この町にも冒険者ギルドというものがあって、依頼を受けて討伐をこなす人やダンジョンを発見する人、そしてダンジョンを探索する人がいて、彼らをそれぞれ、「ブレイブ」、「トレジャー」、「パイオニア」といい。

冒険者の中ではブレイブが一番人気だそうだ。

なんでも、昔この世界には魔王を討伐した勇者がいて、その勇者は無償で村や町などの危機を救ったそうだ。

冒険者になるほとんどの人間は、その勇者にあこがれて、ブレイブになるそうだ。

すっごいテンプレ、だけどブレイブも似てるっちゃ似てるけど、有償だからな。

そこが本質的には勇者とは違うっぽいな。

トウヤたちが呼ばれたのってもしかして・・・

んまっ!いっか!


2番目に人気なのはパイオニアではなくトレジャーらしい。

ダンジョンはあらゆる場所に存在するらしい。

洞窟、草原、海の中、川の中・・・未知数だ。

宇宙にもあるのかな。そこは少し気になる点ではあるけど。

トレジャーはダンジョンを見つけただけで、報酬がもらえるらしい。

実際、ダンジョンを探索しないとどれくらいの敵がいるかわからないが、判明すれば、レベルが高ければ高いほど、それに合わせた報酬がもらえるらしい。

ダンジョンの敵は強ければ強いほど、いいものを落とすらしい。

例えば、魔鉱石。

魔鉱石は、この町に売っている剣や防具に使われているらしい。

強度が上がる上に、切れ味も上がるという優れものの鉱石で、高値で取引されているそうだ。

ダンジョンのBOSSと呼ばれるモンスターを倒せば、トレジャールーム。

宝物庫に入ることができるらしい。

そこには金銀財宝あらゆる宝が詰まっているそうだ。

一度でいいから僕も行ってみたいな。ダンジョン。


3番目は残ったパイオニア。

パイオニアの収入はモンスターを倒したときに手に入るお金。

+魔鉱石売却や、ダンジョンBOSSのドロップ品売却などだ。

ダンジョン探索は難しいうえに、命の危険が伴う。

もちろん、ブレイブも命の危険があるのだが。

ダンジョンのモンスターは地上のモンスターに比べて、強さの頻度が違うみたいだ。

命をどぶに捨てるようなもんだ!とその冒険者は話していたっけな。


ちなみに、その冒険者らは、ブレイブだった。

ヒーラー、ソーサラー、ファイター、タンク、レンジャーの構成だった。

それが基本的な職業らしく、僕らはどうやら特殊職なようだ。

わかってはいたけれども。


冒険者にはランクがあるらしい。

初心者がなるFからもはや人間ではない神の領域に達している人間のSSSまであるらしい。

SSSランクの冒険者は首都グルガに3人いて、その3人がパーティを組んでいるらしい。


3人のパーティの単位でSSSらしい。

尋常ではない強さを持っている証拠だ。

だが、情報量が少なく、彼らもしくは彼女らがどんな人物か。

どんな技を使うのかはわかっていないらしい。


それとステータスについて聞いたのだが、衝撃の事実を知った。


職業というのはこの世界では神様から与えられるギフト的な存在だそうだ。

それで生まれた子供は最初は一般人という職業で能力値が平均5あたりだそうだ。

そして職業が決まればその職業に応じたステータスになる。

ファイターだったら普通はSTR10あたりだそうだ。

彼らはレベルアップしても10レベルくらいでSTRが60になるかどうかくらいらしい。

つまり僕らのこのステータスは異常ということになる。

レベル10の時点ですでに僕らのSTRは120。

ほかのステータスも3桁を超えている。

つまり本当にバランスブレイカーだったのだ。

そして、この世界では15歳が大人で、15歳になるときに教会で神様からのお告げがあって、それで、職業が決められるらしい。

大体はさっきいった5職。

5職にも上級職はあって、一部のスキルをある一定以上あげることにより、慣れるものらしい。

僕の魔法創造師や、カエデの錬金術師は特殊職に分類され、僕の職業はソーサラーの上級職の完全上位互換らしいのだ。

ソーサラーの上級職は、ウィザード

ファイターの上級職は、ウォリアー

ヒーラーの上級職は、エレメンタルヒーラー

タンクの上級職は、ガーディアン

レンジャーの上級職は、サーチャーで、ウィザードは魔法を組み合わせ新たな魔法を作ることができるという割とチートな職業だ。

だが、魔法の原則を超えた魔法は作れないらしい。

例えばファイアアロー+ウォータースラッシュはできるが、新しい魔法+新しい魔法はできないそうだ。

僕の物はイメージしたものをそのまま作る形なので、上位互換といってもいいだろう。

自分の好きな魔法を作れるのはとても便利だ。

まあ、その組み合わせた魔法を見て、僕も作れば、放てるんだけどね。


カエデの職業はどちらかというとヒーラー型だ。

カエデはヒーラーの持つ3つのスキルを保有しているほかに、リバイヴを保有している。

リバイヴは蘇生の力で、死んでから1週間以内の人間、生物なら生き返らせることができる能力だ。

SP 500も消費する超上級スキルだ。

SPはスタミナポイントの略らしい。

MPを消費するのは魔法で、SPを消費するのは力技や技術のいる技らしい。

まあ、スキル自体技術のいるものだから、SPMPはなにもかわらない。

ただ、SPは枯渇すればばてるし、MPは枯渇すれば倒れ、気絶する可能性がある。

だから、どちらもしっかり管理して戦わなければならないのだ。

それこそ、HPは大事だ、HPは0になった瞬間しぬのだから。


ステータスの能力値についても説明された。

STRとは筋力である。

STRがあがればあがるほど物理攻撃力が強くなる。


VITとは持久力、耐久力である。

VITが上がれば上がるほどHPがあがったり、SPがあがる。


DEFとは防御力のことである。

DEFが上がれば上がるほど固くなり、魔法を受けても倒れない体になる。


DEXとは器用さのことである。

DEXが上がれば上がるほどスキルの精度が上がり、生産系ではクオリティが高くなる。


AGIとは素早さのことである。

AGIが上がれば上がるほど基礎身体能力が上がり、回避や敵の攻撃を見極めるのに役立つ。


LUKとは運のことである。

LUKを上がれば上がるほどモンスタードロップアイテムが増加し、生産系ではクオリティが高くなる。


INTとは賢さのことである。

INTが上がれば上がるほど頭がよくなり、魔法においては優秀な攻撃力を持つ魔法を打てるようになる。


うん、大体思った通りだ。

ただ、僕らのステータスウィンドウをタップしたほうがより正確な情報が出る。

簡潔にまとめれば冒険者の言ったとおりだ。


ちなみにこれらの情報は、すべて、冒険者から得た。

なんでも、学校で勉強するそうだ。

わあ!この世界にも学校ってあるんだ!

すごぉい!っておもったんだけど。

だれでも入れるわけではなくて、入試で合格ラインをたたき出さなければ入れないらしい。

あと、お金で入る方法もあり、貴族はそちらを取るそうだ。

学校に入る利点は、戦うすべを覚えることができる。

将来自分に必要な技術を学ぶことができる。

この二つだそうだ。

だいたい15歳になる子供は、生産系になるにしろ、戦闘系になるにしろ、どちらの過程も踏まなければならないらしい。


ちなみに情報を聞いた僕らはチップとして1000Lubolを払ったが、こんな常識も知らなかったのかHAHAHA!と笑われてしまった。


そのあとに、ヒーラーの女の子が「もしかして異世界の住人の方ですか?」と聞いてきたので、僕らはもちろんYESと答えた。


するとヒーラーは「やっぱり・・・」と言っていたが、ほかの4人は「え?いまなんて?」みたいなめでこっちを見てきた。


反応がおもしろくて思わず、わらってしまった。


ヒーラーの子はしゃべり始めた。


ヒーラー「あっ、申し遅れました。私はこのパーティでヒーラーをやっております。リエナ(以降はリエナ)と申します。異世界人の方はあまり来ないのですが、こちらの世界の知識もあまり持っていなかったので、おそらくはと思って話しかけてみました。お二方はどこへ向かわれるのですか?」


リエナは一礼をして僕らに聞いてきた。

だから僕はこう答えた。


ミ「僕らはこの町の北側にある森の奥の祠に行くよ」


すると5人はすごい形相で勢いよく。

「「「「「ぜったいにいってはいけない!(ません!)」」」」」

ファイター「あそこはいっちゃだめだ!化け物が住んでるんだぞ!」

ソーサラー「僕らでも勝てませんでした。だから、いま作戦会議をしていたとこなんです。」

レンジャー「それにありゃぁ、この大陸のもんじゃねえだろうしなぁ」

リエナ「わたしのヒールも間に合わないくらいの力でした。少しずつヒールしながら逃げるのが精いっぱいで・・・」

タンク「あれは、本当にモンスターなのかも危ういくらいの強さだったぞ。私の防御力でも敗れてしまった。神の分類かもしれないしな、デコピンだけであの衝撃波、ただものではなかった」


彼らは口々に言う。

そのあともばばばばばば~ッといろいろ言われたが、「落ち着いてこれでもどうぞといって、乾燥させたミミズ肉を5人に渡した。

今度はおいしい!なんだこれ!今まで食べたことがない味だ!と大騒ぎ。

ほんとに収拾がつかなくなったので、「実はそれミミズです。」って言ってみたところ。

皆固まって落ち着いた。

悔しいがうまいから許すといってみんな食べていた。

よかったよかった好評で。


あとから、リエナ以外の名前も聞いた。

ファイター(以降はFGR)の名前はジュガ

ソーサラー(以降はSCR)の名前はナルカ

レンジャー(以降はRGR)の名前はフィッサー

タンク(以降はTNK)の名前はダイバ

そしてヒーラー(以降はHLR)のリエナだ。


この5人は冒険者ギルドでは村の英雄と呼ばれているらしく、なんでも、村の依頼を引き受けては必ずこなすという評判であった。

だからランクもそこそこ高くランクはC、トカゲのようなドラゴンを討伐できるくらいの強さだそうだ。

この5人はノーティルでは人気のある実力者(パーティー)だ。

ギルドに全冒険者を対象とした依頼として北の祠で起こっている異変を調査するというものが発注されたそうだ。

北の祠は神の祠として名が高く、ノーティルの学校では一人前試験に使われているという。

中のモンスターはそんなに強くなく、初心者でも狩りやすいモンスターばかりだそうだ。

だが、突然、彼らのような実力者でも狩れないようなモンスターが出現したらしい。

最初は、女性だと思って話しかけたら、「近寄るな!」と言われたらしい。

それで恐る恐る近づくと、トロールのような化け物に代わって襲ってくるらしい。

そのトロールのような化け物の攻撃は単調だが、どれも力が強く。

誰一人として近づけなかったそうだ。

彼らはあれを稀代の化け物:「イディア」と呼んでいるらしい。

だが、一部の人間は、女の子がまるで自分の中に力を封じ込めようとしているように見えた。

そう説明しているらしい。


・・・大体の情報は得たから僕らは祠に行くことにした。

彼らは、「死にそうになったら戻って来いよ(てください)・・・」そういって僕らは別れを告げた。

その前に、冒険者ギルドに登録しに行こう。


彼らから聞いた話だが、冒険者登録も無料でできるらしい。

ギルドカードが配られるので、しっかり閉まっておこう。

でないと再発行には1万Lubolもかかるそうだ。

僕らの所持金ではまだ買えないな。うん。


僕らは歩いて数分後冒険者ギルドにたどり着いた。

そこで受付のお姉さんが「登録ですか?」

と話しかけてくる。


ミ「はい。登録したいです。僕ら2人」


僕はそういうと、受付のお姉さんが、「ではこちらの用紙に氏名と血判をよろしくお願いします」

そういわれ、僕らは氏名を書き、僕の≪スラシュ≫ですこしだけプスッっと親指を差し、血判をおした。

すると、受付のお姉さんが「!?」と驚きの顔でこちらを見る。


ミ「どうしました?」

僕はそういうと「なんでもありません」とこたえた。


そして、受付のお姉さんが、「お待たせいたしました。ギルドカードです。絶対に無くさないでくださいね。再発行には(ry」

といったあと、「さっきのは魔法ですか?」ときいてきた。

僕は「少しした手品ですよ」

と答えると、少し顔をしかめ、「そうですか・・・」といった。


僕らはどこに行くのかも聞かれたので北の祠に行くと答えると、あの5人と同じことを言われた。

ほかの冒険者もこちらを「お前ら、正気か?!」という視線で凝視してくるので僕は「え?そんなに?!」って思った。

果たしてどれくらい強い敵なんだろうか。

気になるな。


僕らは「いってきます。」というと「気を付けて・・・死にそうになったら帰ってきてください」

そういわれて、北の祠に旅立っていった。


――――――――――――――――――――――――――――――

??? SIDE


???「ははぁん、やっとこさこっちに来るみたいだねえ。」

???「彼らは、しっかりボクのところにつけるかなあ。」

???「容姿は()()()に似せてあるから攻撃しづらいと思うんだけどねえ」

???「くっくっくっ・・・どう戦うのか楽しみだ・・・ボクの呼び出した異世界人♪」

――――――――――――――――――――――――――――――

ミキ SIDE


僕らは道中何もなく北の祠らしきところにつくことができた。

森だというのに何もいないのは少し妙だ。

虫すらいないんだ。


僕らは祠の奥へと進む・・・そして大きめな広間に出た。

そこには女の子がいた。

情報通りだ。

だがその容姿を僕らは見たことがあった。

そう・・・ソレは・・・

僕の、僕の妹だった。

僕の妹、しいなは、まだ地球にいるはずだ。

なのに・・・なんで・・・

何で似たものがこんなところにいるんだ・・・

情報通りなら、この子は・・・

僕らに気づいたその少女は、僕の妹と似た声で

「近寄るな!」と一言口にする。

僕は覚悟を決めて一歩前に出た。

すると目の前のしいなににた女の子は、バキバキィ~グチャァ!と音を立てながら、でかい怪物に変化した・・・。

正直、悲しかったし、吐きそうだった。

妹に似た女の子はでかい人の形を保った紫色の肉塊へと変貌した。

僕は、感情を殺して魔法を発動した。

ほんとに無意識だった。

頭の中でイメージ、光が肉塊と女の子を切り離すイメージ。

だが、バチィ!っとあたまのなかで何かが途切れた。

そのあとだ。そのあとが足りなかったのだ。

イメージすることができず。そのまま失敗した。


カ「何やってんだ!ミキ!大振りくるぞ!」


僕は「はっ!」っとして

すぐ別の魔法を作る。

自分たちの体を守る障壁のようなものを張るイメージ

ピロロン♪

≪個体名ミキは≪不動障壁≫を作成しました≫


僕はすぐに不動障壁を発動した。


バカァン!

怪物の大振りは衝撃波となって祠を伝わった。

僕らは障壁のおかげで無傷だったが、喰らったらひとたまりもないだろう。


カエデはすぐに行動に出た。

走りながら物質錬金で鉄を大砲のようにして魔力で飛ばした。


鉄の魔力弾は、肉塊の肉を潰し、風穴をあけた、だが、すぐに再生する


カ「くそっ!きりがない!ミキ!剣を抜いてくれ!早く!」


カエデはいかにもやばい!みたいな声を上げた。

僕は、自分の本能のままに、無意識に剣を抜く。


バシュ


僕は、いや()()すぐさま怪物の懐にもぐりこんだ。

≪木刀に魔力を流し切れ味を強化+打撃力強化≫

右肩から左足にかけて突きをいれ、そのあとに股の間からうしろにまわりこみ≪フライ≫で飛び背中を2回切りつけた。そのあと空中から降下しうで2本を瞬時に切り飛ばし、最後は逆手持ちにもちかえ首をきった。

だが、すぐに再生する。


カエデは俺の動きに合わせて肉塊に手を置き物質錬金で一部を石にする。

脚の付け根、手首、首の付け根と順番に石化させる。

石化させた部位はジジバチィ!と音を立てて完全に石化する。

それを俺が砕く。

するとそこは再生しなかった。

いける!・・・

そうおもったとき俺はふとこんなことを思い出した。

「(女の子がまるで自分の中に力を封じ込めようとしているように見えた。)」

そうだ。もしかしたら、俺は剣をしまう。


ミ「カエデ!すこし持ちこたえてくれ!」


カ「いいが、不動障壁の中に入らねえと次来るぞ!」


ぼくらは不動障壁の中へ入った。

次は怪物のデコピン。

また祠中に衝撃波が走る。

バフォン!


僕は意識を集中させた。

自分の奥底・・・心の中まで。

今ここで創造するもの。

それは、彼女の救出・・・!

僕は意識の中の工房で一つの魔法を作り出すためイメージする。

そう彼女のストーリーという魔法を!

僕の力は自分のイメージした魔法を作り出すことができる。

つまり、ストーリーのような形で作った魔法はその通りに動くはずだ!

だから、手に意識を集中させた。

一つ、光が女の子を怪物と切り離す。

二つ、そして光が怪物のほうにさし怪物が塵のように消滅する。

三つ、光を受けた少女は1日眠り、力を封じ込められる。

四つ、その力はやがてつかいこなせるようになり、自分の力へとなる・・・!


・・・!できた!

≪個体名ミキは≪君の辿る英雄譚(ヒストリア)≫を作成しました。≫


ドゴォん!

おおきな破壊音と同時に僕は目を開く。

カエデは、走りながら肉塊の各部位を物質錬金で石化させ、物質分解でそれを分解するということを繰り返していた。

怪物もそれに適合するように、石にされた肉を腐らせ切り離し、また再生するということを繰り返していた。


ミ「カエデ!できた!」


カ「じゃあはやくやってくれ!SPがもたねえ!」


ミ「これが君の旅路だ。僕らから送るのは君が生き生きとして生きられる生活だ!」


ミ「≪君の辿る英雄譚(ヒストリア)≫!!!」


僕はそういって魔法を発動した。

MPをごっそり持っていかれた。

ぼくのMPは不動障壁を作ってはなったことにより-200

ヒストリアを放ったことで-500

200オーバーで、20分の眠り!


僕はバタッッとその場に倒れ、意識が遠のいていった・・・

――――――――――――――――――――――――――――――

??? SIDE

???「ほぉ!!女の子を助け出すために、気絶するか!」

???「さすが!ボクが見込んだだけはある!」

???「最悪の手ではなく、最善な手で、肉塊を討伐した。」

???「おみごとだよ!ミキくん!カエデ君!」

祠の奥で神と呼ばれている存在は一人だけ高らかに笑う。

HAHAHAHAHA!・・・・・HAHAHAHA!・・・・

――――――――――――――――――――――――――――――

カエデ SIDE

俺が戦っていたら、ミキが魔法を発動した瞬間に倒れた。

目の前で怪物に光が降り注ぎ、女の子と、怪物が分離した。

そしてその光が怪物のほうだけ突き刺し、怪物は塵のようになって消滅した。

そのごその光は女の子を包み込み、女の子から放たれていた魔力がその光とともに女の子の体に溶け込んでいく。

ミキの妹似のこは眠りについた。

とりあえず女の子を不動障壁の中へ連れて行こう。

ミキの様子を見るためにな。


それで俺は、女の子をおんぶして、障壁の中へ連れて行ったんだ。

ミキを確認すると気絶していた。

MP不足か。

どれくらい寝るんだろうか。

俺のMPをわけることができれば・・・あっ。

気づいてしまったかもしれない。

錬金術の物質錬金の使い方。

ミキの中にあるお金でMPを錬金すれば・・・いいのでは?

俺はすぐに試した。

ミキのお金は2000Lubolのこっている。

俺の金をあわせて、4000Lubol。

これで錬金できるMPはいくつだ?

≪物質錬金≫

ピロロン♪

≪特定の条件を満たしました。カエデの個人ユニーク≪変換術(トレード)≫が解放されました≫

タイミングがいいな。条件が気になるが、とりあえずはミキのMP回復だ。

4000Lubolを消費。

MPを400回復。

ミキは目を覚ます。

ミキは「20分眠った?」といったきたので、お金使ってMPもどしたといったら、

僕のお金ぇ!と叫んでいた。

俺は笑った。

だけど、ミキが元気そうでよかった。

俺はそれがうれしかった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

ミキ SIDE

僕のお金とカエデのお金でぼくのMPに変換されて、僕は目が覚めた。

勝手にお金を使われたことがショックだが、それはそれでよかったとおもっている。

そして今気づいたんだけど、不動障壁って消せばそのままMP回復するんだね。

それでさっきの戦闘でレベルが15まで上がってたんだ。とりあえず、ステータスは町についてから、

見よう。

さて、この奥に神様がいるんだよね。

いってみようか。

そう思って立った瞬間奥から

「ブラボォ!ブラァボォゥ!いいものを見せてもらったよぉ!」

という陽気な女の人の声が聞こえてきた。


その人は僕らに向かってこう言った。

「いやぁ!ここまで来るのお疲れぇ!全部見てたよぉ!いやぁ~たのしかった!この世界に君たちを呼んでよかったよォ!」


ちょっと変わったしゃべり方でそういった。

たしかに僕らを呼んだといっていた。

つまりこの青い髪のオレンジ色の瞳をしたショートヘアの女の人が僕らを呼んだ神様ってわけだ。

あれ?手紙とキャラ違くね?

「手紙はねぇキャラ作るもんじゃないのかい?てっきりボクそうだと思ってたよォ!ギャップ萌えしたかい?」

あれぇえぇぇ心読まれてるぅ!これ、ぼくがやばい妄想してたら、すぐにばれるパターンだこれぇ!

「え?やばい妄想って何かな?あっまさかすこしえっちぃやつかな?」

違います!断じて違います!いや違わないのかもしれないけども!それより心読むのやめてください!

お願いします!

「わかった。ちゃんと話をしよう。ちなみにボクは性別ないから。よろしく。」


ミ「神様・・・でいいんですよね?」


?「ああいいとも、申し遅れた。ボクの名前はね。ルミウス。したしくルミでいいよォ!」


ルミ「君たちをここに呼んだのは、暇つぶしってのと、あとは手紙に書いた通りだよ。ちなみにミキ君。カエデ君をまきぞえにしてわるかったとおもってるみたいだけど、彼は彼で充実してるからきにしなくてだいじょうぶだよ。ボクの要件はね、この世界で君たちに自由に生きてもらって、君たちの行く末を見たいんだ。だから呼んでみた。そしたらしょっぱなから面白いもん作るわ、ちゃんとモンスター食うわで面白いのなんのって、は~おかしいィ!とりあえず、一つ一つ疑問に答えて行こうか。ステータスの説明は不要だね?」


そう長々とルミは答えた。

まず一つ目の質問。

Q.僕らのインベントリはこの世界の人間の物と同じ?

A.ちがいます。ちゃんと君たちに合わせてボクが作りました。


二つ目

Q.この世界のレベルキャップは?

A.特にありません。スキルレベルは最大30です。


三つ目

Q.この世界の属性について

A.この世界の人間は生まれたときから保有しています。生まれたときに既に決まっています。何が一番強いとかはなく、その使い手によって左右されます。ただ火などの属性にはつよさがあり、それ関連のスキルを使うことでパワーアップしていきます。最終的に極というものになり、火や氷などは火炎や砕氷などに進化する可能性がある。もともと保有しているものもいる。勇者みたいにね。


四つ目

Q.この世界の住人は魔力感知や探知が最初から備わっているの?

A.そうです。うまれたときからもっています。君らはもともとその部分が常人より桁違いなほどに優秀でした。ステータスもそうです。君たちの上り幅おかしいんだよね。


五つ目

Q.この世界から帰る方法は?

A.きみのまほうでつくれるんじゃないかな?


六つ目

Q.この女の子はだれ?

A.普通にこの世界の住人でたまたま君の妹に瓜二つなまでに似ていて、たまたま、魔族化の肉片をうめられていたからここに連れてきた。安心して誰も殺してないから。


以上の6つを聞き、僕らはルミにいった。


ミ「じゃあ僕らはこれで、ノーティルに戻らないといけないので、なにかあったらまたきますよ」

カ「次はこうならないようにもっと力をつける。」


ルミ「そうか。それじゃまたね!あっそうだ。君たちのスキルの中に≪コールルミウス≫っていうの追加しておいたから確認してね!」

ばいば~いとてをルミは振っていた。


僕らも手を振り祠を後にした。

それから何事もなくノーティルにたどり着き、冒険者ギルドであの5人や受付のお姉さんがどうだったかどうかきいてきた。

ちゃんと肉塊を討伐して女の子を救い出したといって、おんぶしてた女の子をみせた。

すると、冒険者ギルドのなかはうおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!というこえであふれかえった。

なかにはくそっ!俺らならもっとはやくできた!とかいってたやつもいたが、すぐにランクの高い人に、お前らができるわけないだろう!と喝をいれられていた。


どうやったといわれたので、それは秘密といっておいた。

そのなかでがっついてきたひとはすぐ別の人に連れていかれていた。


そして僕らはランクCまであがった。

一気にあの5人と同じである。

報酬は二人で分配して50万Lubolずつ。

僕らの財産は潤った。


そこから女の子がめざめ、名前を話してくれた。

名前はイーナ。

名前も結構似てるな。

それで起こったことを話したら、ごめんなさい!と言ってすごい泣いていた。

そこから彼女の身に起こったことを話してくれた。


魔族と呼ばれる人たちに、魔族の肉片を埋められた。

そのあたりからおぼえていない。

だそうだ。

本能的に自分の周りの人間を気づつけてはいけないという気持ちがあるていど自我を保つためのカギだったのかもしれない。

そんな絶望の淵で、化け物と戦っていたのだ。

彼女はとりあえず、僕らと冒険を共にすることになった。


冒険者ギルドですぐに登録しに行った。

僕ら二人はCだが彼女はFからのスタートなので、PTランクはDまでおちる。

彼女はごめんなさい・・・といっておちこんでいたが特に気にしてはいないので

問題ないよといっておいた。

とりあえず、今日は休日を満喫して、あした、イーナの防具や武器を新調しよう!それでついでにステータスも確認して、明後日依頼をこなそう。


僕らはイーナの服を買い、夕食を買った。

夜は風呂屋に行って体をきれいにした。

それからまた宿に戻り、ベッドにはいった。

3人部屋の1ルームで30Lubol

お~やすい。

まあとりあえず今日は!おやすみ!

1章完結です。

ここまで読んでくれた方ありがとうございました。

次回は2章です。

ちなみに予告ですが、今作メインヒロインは4章に登場します。

3章にカエデのメインヒロインが登場するのでおたのしみに!

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