3話 準備完了それぞれの道へGO
感想、有難うございます。
漢字にできるところはなるべく漢字にしました。(たぶん当たり前なんだろう)
3話はトウヤ視点が主になっております。
4話もトウヤ視点でおとどけします。
最初に目を覚ましたのは、剣谷 刀也だ。
最初の僕らのようにまわりを確認して、こちらに気づいたようだ。
こっちをみるなり、目をごしごし一回擦ってそのあとまた凝視してきた。
そのあとまた、自分のほっぺをつねって痛いという事実を確認したのかその動作が終わってからこっちに向かってあるいてきた。
僕は、その動作に関して、すこしかわいいなあっておもってしまった。
ホモじゃないよ?!
トウヤ(以降はト)「なんでミキたちもいっしょにいるんだ?」
ミ「それはこっちの台詞なんだよなあ」
ト「とにかく、状況を説明してくれないか?」
とりあえず、僕らはここにいた経緯とトウヤたちが起きる前にやったことを言った。
ト「ふむ、だいたいわかった。あっ!そういえば」
そう言ってトウヤはポケットを漁り始める。
そして折り畳まれた紙をとりだした。
まさかこいつらもあの神様に呼ばれたのかな。
ト「俺らは南に向かう必要があるようだ」
へ?
僕らは、北のノーティルという町に行く。
だが、トウヤたちは反対の方角へと進むようだ。
ト「お前らはどっちに行くんだ?」
トウヤが言った。
ミ「僕らは北にいくよ」
ト「そうか・・・俺らもだいたい同じ感じの内容が書いてあったよ。それでは、俺はここに残ってみんなが起きるのを待つとしよう」
ミ「じゃあ、僕らは北に向かって歩くことにするよ。トウヤがいれば、みんなを守れるだろうし」
ト「ああ、お前らも気を付けろよ」
そういって、僕らは、北の方角へと歩き出したのだった。
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トウヤ視点
・・・ミキたちの姿が豆粒くらいになったな。
もう一度手紙の内容を確認するか。
5人組へ
この世界に、貴殿らを呼んだのは私だ。
申し遅れた。
私はこの世界で神をやっているものだ。
名は、ディアンシス。
私の人間らには戦の神、軍神、勇者の神。
様々な名で呼ばれている。
早速で悪いがそこの座標から、南の国 デアントへ向かってほしい。
デアントについたならば教会へ赴き、最高神官であるヘインバイツへ話を通すがいい。
そのあとは奴に任せたまえ。
《インベントリオープン》や《ステータスオープン》と唱えることにより、インベントリやステータスの表示ができる。
貴殿らには分かりやすいようにそちらの世界にある。
あーるぴーじー?というもののシステムに似せてある。
なぁに、貴殿らなら余裕でその草原を突破できよう。
それでは幸運を祈る。
追記:旅路の食料や水もインベントリに入ってるぞ。
2週間分くらい入っていると思う。
味も保証しよう。
とまあこういう内容がかかれていたわけだ。
とりあえず、インベントリからだな。
《インベントリオープン》
俺は心のなかでそう唱えると、ヴォンっという音をたてて、インベントリが現れた。
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トウヤのインベントリ
・ 剣ノ太刀
・ 剣ノ小手
・ 剣ノ鎧
・ 剣ノ脚
・ 剣豪の腕輪
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ほう。
俺に合わせたということか。
次は、ステータスだな。
《ステータスオープン》
さっきと同様にウィンドウがヴォンっと飛び出した。
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個体名ツルギヤ トウヤ レベル20
職業:勇者(剣豪)
HP 500/500
MP 500/500
SP 1200/1200
STR 250
VIT 250
AGI 250
DEX 280
LUK 30
INT 180
スキル
スラッシュ レベル20
螺旋打ち レベル15
仙山 レベル10
流竜 レベル10
回復ノ力 レベル5
ファイアーボルト レベル5
属性:光(極)・火炎(++)・雷電(++)・水流(++)・暴風(++)
氷(++)・大地(++)
個人ユニーク
《龍牙流》
剣谷ノ刀身ハ龍ノゴトシ
ソノ刀握りシ武士ノ業ハ龍ノ牙ノゴトク
ソノ牙ハ神ヲモ貫キ
ソノ刀身ハ世界ヲモ切リ裂ク
ソノ武士コノ流派ヲ「マチガイ」ニツカウコトナカレ
《刀ノ成長》
この個人ユニークをもつ者はが武器種:刀を使っているとき、倒したモンスターの数に応じて刀を扱う上での技量とその刀の力を真に引き出すことができる。
《刀振加速》
自信のレベルに応じて、刀を振る速度が加速していく
《属性増大》
属性が強化される。
例えば、火➡️火炎
《???》
????????
《???》
????????
《???》
????????
《???》
????????
《???》
????????
お金 20 Lubol
称号 刀極メシ路ヲ辿ル武士
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ふむ、これはつよいのか弱いのかわからないな。
モンスターを倒せばわかるのだろう。
トウヤがステータスを確認していると、今度は南 音衣がおきた。
音衣(以降はネ)「ここ、どこよ。」
ト「南さん、おはよう。」
ネ「え?あっ!トウヤくん」
俺は南さんに状況を説明した。
ネ「つまり、ここは異世界ってことね?じゃあ早速。」
《ステータスオープン》
ネイはステータスを開いた。
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個体名ミナミ ネイ レベル10
職業:勇者の補佐(吟遊詩人)
HP200/200
MP1000/1000
SP100/100
STR 35
VIT 35
AGI 100
DEX 35
LUK 35
INT 300
スキル
チャーム レベル20
レクイエム レベル20
1人オーケストラ レベル20
1人セッション レベル20
魔導弾予測うち レベル20
ポイゾン (毒・麻痺・睡眠・ピー(規制))
属性:土・風・音(極)・毒(極)
個人ユニーク
《楽器は友達》
すべての楽器を使いこなすことができる。
この世界にはすべての楽器の音色を総集した。
音色の調
が存在する。
《絶対音感》
《????????????????》
????????
お金 20Lubol
称号 音と共に生きしもの
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ネ「・・・完璧に、私がボッチみたいじゃないの!しかもなによこのピー(規制)ってピー(規制)ってなによ。まるで、わたしが痴女みたいじゃない!ふざけんじゃないわよ!これだれにやれっていうのよ!」
ネイは激怒した。
自分のステータスがあまりにふざけていることに。
だが、ネイは知らなかった。
最後の個人ユニークがくっそチートだということに。
だが、彼女の力はまだ覚醒しない。
そう。
まだなのだ。
ト「南さん、インベントリを確認してみたら?ステータスを補ういいものが入っているかもしれないよ。」
ネイはそうよ!まだ希望は残っているわ!と心のなかで思いつつインベントリを開いた
《インベントリオープン》
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ネイのインベントリ
・ 神聖のタクト
・ 音色の調
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ネ「なんでなのよ!なんで防具1つも入ってないのよ!おかしいんじゃないの!こんな可憐なJKに草原でのたれじねっていうの?!いやよ!そんなのあんまりだわ!タクトってそもそも武器じゃないし、テンポオブトーンはまだいいとして、なんで、私は身を守るもの1つも持ってないのよ!ほんっとおかしいわ!こんなの!ありえない!ハァ・・・ハァ・・・はぁ……もういや~」
ト「南さん、大丈夫だって、俺がいるから。そのかわりたぶんスキルに補助系のスキルがあるはずだよ。だって、職業は、勇者の補佐だろ?」
ネ「そうね。まだ焦る時間じゃないわ。」
ト「????」
トウヤは頭にはてなをうかべた
ネイはその様子を見て、がっくりしていた。
ネイの激怒をしたことによってあとの三人がおきたのである。
3人はネイを見るなりなんだこいつみたいな目で見てしまった。
その視線に気づいたネイはこう叫んだ。
ネイ「もうやだ~!!」
トウヤパーティーははっきりいって超強いです。
今作品はミキとカエデのパーティーが主人公サイドですが、トウヤパーティーのほうの話も番外編で書きたいと思っております。
ただ3~4話はかれらのステータス紹介、もとい、情報整理につかわせてください。
少し痛いのプロトタイプがあるのですが、その話は、ミキとトウヤたちがいっしょに旅をするというものになっていました。
そこをかなり改編して今の形にしているので、1話1話を投稿する頻度がかなり遅くなっています。
プロトタイプを見る限りだとプロトタイプは絶対にRー18の内容なのですが、今作品結構我慢しています。
今作品が完走するまでお付き合いいただけると幸いです。
どうか暇潰し程度で見ていってください。
ミキとカエデのレベル表記は0に近いので表記していません。
5話くらいにちょこっとグルメと初戦をやると思います。






