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1話 異世界転移しちゃった

今作品は僕の初めての作品で、初めてかいた小説(笑)です。なろう初心者であり小説初心者ですので、表現が足りない部分。文面がおかしい。語彙力皆無などさまざまな要素を含んでおります。

気になる点がありましたら感想で指摘してくれると嬉しいです。

例えば、「文が読みにくいから。こういう風に区切ってみては?」などの指摘があれば嬉しいです。

これから、この作品が完結するまで頑張っていきたいと思います。

よろしくお願い致します。

キーンコーンカーンコーン・・・放課後のチャイムが鳴った。


クラスの大半の生徒は部活動や商店街などに行ってしまうが、教室にはまだ二人の生徒が残っていた。


二人は放課後の静かな時間を楽しんでいたが、突如現れた魔法陣の光に包み込まれ見知らぬ世界、異世界へと転移してしまう。


そんな意味のわからない状況でパニックに陥りそうな中、二人に身に降りかかるような困難が待ち受ける。


だが困難を乗り越え二人は、とうとう魔王の住まう城へとたどり着くのであった。


果たして二人は!魔王倒し元の世界へ帰れるのであろうか!


――――――――――――――・・・・・・


「というのが物語の始まりである!」


僕はそう言って教室の誰もいない壁のほうにバッと指を指した。


指を指したあとそれを見た本を読んでいた友達が、


「誰にいってんだよ」と呆れた様子でぼくに向かって言った。


まあ、口に出しても先程しゃべった通りのことは起こりうるはずがないのだ。


なぜなら、時は現代日本。


僕らは高校1年生。別の世界の神様に選ばれた人間でなければ到底叶わぬ夢の話である。


死んでもいいからいってみたいなあ。

ただ痛いのは嫌だな。

死んで転生とかして異世界に生まれ変わんないかなあ。


それか黒魔術?みたいな儀式やって異世界転移しないかなあ。

それで命令与えられていきるのもいいなあ。


っと、そこまでしてファンタジー系の世界にいきたいかって?行きたいさ。

高校1年の僕がこんなこというのもなんだけどこの世界に飽き飽きしてるんだ。


これからどんな過程を踏んでいくのであれ、

法律というルールで守られていて

今は平和で安全な国のなかで勉強して就職して働いてお金を稼いで、家庭を築いていくんだろう。って思うとあまりにも普通すぎて刺激足りないっていうか、死と隣り合わせのリスクがないっていうか、

まあでもこの世界でそういう職業につきたい訳じゃないんだ。


冒険したいんだよ。

あまり法律という法律もなく自由で広大な土地や、ファンタジーにでてくるようなモンスターを狩りながら、それを生業として生きたり、異世界ファンタジー系のラノベとかでいう冒険者っていう仕事とかね。


それでこそ、ぼくのなかではやってみたい職業No1なんだけどさ。

大人の人は、「まだ社会に出ていない分際でそんな絵空事いうな」とか「まだ若いからね。まだまだこれからよ。人生なんて」とかそういうこというんだろうね。

事実だけどさ?夢見させてよ。

現実をそのまま直で僕にぶち当てないでよ。って現実逃避もいいとこだよね。

そうだ、今日も(かえで)になにやるか聞かなきゃ。こんな僕の妄想を語っている場合ではない。


「楓、今日はなにする?」


「おわっ!ずっと、ボーってしてると思ったらいきなり話しかけてくんな。ビックリするだろ。今日か?昨日と同じでいいんじゃね?」


彼はそう答えた。


「んじゃオセロやるか。」


こうやってボードゲームとかでいつもあそんで帰る。

僕らは帰宅部なのだ。

運動部とか、かったるいから入らないのだ。

文化部はトラウマがあるからやめて。


まあこんな具合で今日も平和に一日が終わるんだろうなって思ってたんだよね。

少なからずこのときはそうおもってたんだ。

まさか言ったことがほんとになるなんて微塵も思わなかったんだ。


――――――――――――――――・・・・・・


僕の名前は刃谷(やいばだに)美輝(みき)ごく普通の一市民そんじゃそこらにいる高校生だ。


僕の家は剣術道場をやっている。

家の流派は刃雷(じんらい)流。

刃雷流は相手の懐に素早く剣先をうちこみ、雷のごとき轟くような早さで相手を葬るという剣術だ。

信じられない話だが、僕のご先祖様は戦争で剣一本で戦ったとか。なんとかきいたきがする。

道場には週に7かい来る人や、学校終わりにいく人もいる。

僕が知っているだけでも100人くらい生徒がいるとおもう。

僕の家では代々長男が次ぐというきまりがある。


だから僕も・・・って思ったんだけど、小さい頃何百回習っても、習っても習っても型をおぼえられなかったんだよね。

だから、残念なことに遺産は僕には来ないのです。

代わりにお姉ちゃんが受けとることになったらしい。


お姉ちゃんは()()()でたたかうなら僕よりつよい。というか父さんを越してるんだ。

っとさっき刃雷流でたたかうならお姉ちゃんの方がつよいって話したよね。僕は型を覚えられないのが悔しくて悔しくて、悔しかったから自己流剣術をうみ出した。

それならお姉ちゃんと互角に剣を交えられるんだけどね。


話は変わるけど僕の親戚には剣谷(つるぎや)っていう家系があるんだけど、剣谷の同い年の幼馴染みが僕の学校の生徒会長をやってるんだ。


1年生なのになんで生徒会長やってるのかって?もう季節は秋、前の生徒会長こと3年生はすでに生徒会長の座を降りてるんです。なのでつぎにえらばれたのが幼馴染みってわけ。推薦だってさ、彼のスペックは、イケメン、スポーツ万能、成績優秀でテストでは常に上位の成績を納めてる。という三段構え最強エクストラマンなんです。もうそんな完璧な幼馴染みをもって僕は目から鱗どころか、目から血涙ですよ。うらやましい。


しかも剣谷家の時期当主である。そんな彼は当然モテるんだ。非リアからしたら目からビームものですよ。廊下歩くたび。よこから、きゃ~♥️、後ろからも、きゃ~♥️、どの角度からも、きゃ~♥️。国民アイドルかっていうくらいの黄色い声援が跳弾のようにはねとぶんだよね。うるさいったりゃありゃしないよ。


モテるんだから告白もされるよね。超人に告白するって相当勇気いるとおもうんだけど、よく告白できるよね。告白する人尊敬するわ。まじで。だが、現実はうまくはいかないのだ。そう!なぜなら!あいつには!許嫁がいるからだぁ!ちなみに許嫁さんは副会長で幼馴染みだあ!しかも大和撫子!完璧超人二人目ェ!もうこいつらにかてるやついなくね?どの方向からケンカ売られても勝てそう。っとまあそういうやつらがいるんだ。


でだ、剣谷の流派は、龍牙(りゅうが)、竜のような半端な存在の牙ではなく、「龍」つまり神を葬るほど力を持つ龍の牙のようにするどく、そして力強く、相手を上からねじ伏せるような剣、それが龍牙だ。


僕の剣術をもってしても負けてしまいそうだが、しかし小さい頃は生徒会長にそこだけはまけなかったのだ。


唯一それだけが勝てる種目だった。逆に言えばそれしか勝てる要素がないってことだ。やはり、やつは超人。ぼくなんかが到底かなう相手ではないのだ。


そろそろ腹が立ってきたから、ずっと隣で本をよんでた友達の話をしよう。


友達こと水上(みなかみ)(かえで)、彼は極々普通の高校生1年生だ。楓とは幼稚園からずっとクラス一緒の幼馴染みだ。剣谷、剣谷許嫁こと天堂(てんどう)と僕と楓でよく遊んでいたものだ。僕らは剣谷家の庭で遊んでいた。


彼はこれといって特殊な家系ではないが、成績はあの超人生徒会長を抜かしてテストは全教科ぶっちぎりの1位だ。そこはすごいと思う。なぜそこまで高い点数をとれるのか。教えてほしいくらいだ。っと話はここまでにして、そろそろ、学校の校門が閉じる時刻だな。


ミキ(以降はミ)「楓、そろそろ片付けないと」

カエデ(以降はカ)「もうそんな時間か、んじゃ片付けるか」


そうして僕らはオセロやジェンガを片付けているといきなり教室のドアと換気用に開けていた窓がピシャン!!と音をたてて閉まったのだ。


ミ、カ「な、なんだ?!」


二人は揃って驚きの声を上げる。その出来事のつぎに足元に大きな魔法陣のようなものが浮かび上がる。その魔法陣がひかり、そのひかりが僕らを包み込んだ。


ミ、カ「うわぁ!」


声がこだまし、意識が遠くなる。そして僕は目をつぶった。


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