白銀の織
文化部を体現したような学園「私立奏響学園」
ここでは三つの勢力が学校の統制を巡り日々対立していた。
現代音楽を支持する奏世会
古典的音楽を愛する響守会
二つの勢力に審判を下す生徒会
あの日彼女は何を思ったろう?何にも染まらない白?何かに蝕まれ続ける赤?常に追い込まれる黒?
それは青春と呼べるほど楽しものではなく、学生生活と言うほどきらびやかなものでもない。
それは、確かにそこに存在していたのに、何よりも不確かで、鮮明な日々の、名残
奏曲の女神 Ⅱ
2017/08/22 17:05
(改)