プロローグ
初めての投稿作品でドキドキです。
頑張るので暖かい目で見守ってもらえると幸いです。
太古の昔、世界は大きな大きな1つの大陸だったと言われている。大地は緑に覆われ、人と動物が共存する素晴らしい世界だった。
しかしそんな素晴らしい世界にも破滅が訪れた。空を覆うほど巨大な竜が舞い降りたのだ。大地の緑は踏み荒らされ、揺れ、張り裂けて溶岩が吹き出した。人々と動物達は成す術もなく唯祈ることしかできなかった。そしてその竜は三日三晩休むことなく暴れ続け、大陸はその大半が海の底へと沈んでいった。
そうして竜は神の怒りに触れた。神の神通力によって竜は岩にされ新しい陸になった。生き残った人々や動物達は新しくできた大陸に渡りその大陸ごとに様々な発展を遂げた。人々は彼の竜を破滅竜・カタストロフィと名付け、彼の絶望を忘れないために世界をカタストロフと名付けた…。
これが四大陸・カタストロフに伝わる物語である。
四大陸…。
中央に位置するラルゴス大陸はカタストロフィの胴体だったと言われている。その南東部にあるラフォース大陸。この大陸はカタストロフィの四肢だった大陸で、今もその名残からか四つの領土からなっている。ラルゴス大陸に一番近い領土からファースト、セカンド、サード、フォースと名付けられ、その一つのファースト領はラフォース大陸全土を納める王が腰を据えている領である。四つの領土のなかで一番栄えているのもこのファースト領だ。
ラルゴス大陸から離れるにしたがって治安は悪くなり、フォース領に至ってはその9割が魔物の現れる無法地帯である。
その隣のサード領にある商業都市アワ。
この物語の舞台はこのアワから始まるのである。
頭の中で考えてることを文字にするのって難しいんですね。
他の小説の作者さん達のこと尊敬しちゃいます。
ではでは続きを楽しんでください!