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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

スライムは始まりにして終わりの至高の種族である

作者: 桜鳴 颯祈

出来心だったんです。成り上がりとか食べてステ強化とかイイデスヨネ!





 誰かが言った。






「どうして僕らは弱いのだろう」





「アレだ、まず魔力が少ないのがいけない」


「力もないな。体力も少ない」


「知力終わりすぎだろ」





 誰かが言った。






「じゃあ、良いところは?」







「すばやさはあるぞ」


「物理には強いな」


「種族によっては魔法も効かんらしい」






「おk、把握」






 誰かはぐにゃんと縮んでスライムの群れから抜け出した。



 最初に出会ったのはエルフの子供の群れ。一人ずつ背後から丸呑み。合計九人。




 システムメッセージ:魔力の値が上がりました。





「おk、把握」





 次に出会ったのは強靭な力を持つミノタウロス。木の上から飛び降りて丸呑み。




 システムメッセージ:力の値が上がりました。





「おk、把握」





 次々出会う魔物たちや動物たち、たまに群れと逸れて来た亜人や人間。皆丸呑み。

 飲み水に紛れて体内から、眠っているところに忍び寄って、木の上から飛び降りて、他の魔物と戦っている間に背後から、相打ちになった強力な生き物同士をこれ幸いとごくんごくん丸呑み。





 システムメッセージ:ステータスがカンストしました。

 システムメッセージ:スライム種の異常固体と認識し、特殊固有種族名を与えます。






「おk、把握」






 なんでも呑み込むスライムの王様は、消えない天災としてあらゆる生き物を脅えさせながら天寿を全うしたそうな。







システムメッセージ:作者と中の人は「調子に乗った」

システムメッセージ:「今は反省している」などと供述しています。

システムメッセージ:実は転生ものだったそうです。




システムメッセージ:後悔もしますか?


ニア はい     いいえ




最後までふざけてみたったー…

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― 新着の感想 ―
[良い点] なかなかの一発ネタだった。
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