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エッセイ

いつまでもバスが来ないバス停

作者: 太陽

 どんなに待っていても、そこにバスが止まることは決してない。そのバス停はただ廃線になったわけでも 古くなったわけでもない


そのバス停は認知症の人のためにつくられた「バスの来ないバス停」なのだ。



入居者は長年の苦しさや憩いを求めてもといた「家に帰りたい」と言い出す人も少なくない

施設内に作られたそのバス停で来るはずもないバスを待つ。そうこうするうちに入居者の気持ちは落ち着き。再び施設内に帰ってくる

それは否定的な意見も多いと思うが 停留所を探して行方不明になることもある。そうした事案を防ぐために

そのバス停は全国の介護施設などで設置が広まっている


超高齢化社会は認知症社会ともいえる。国の2022年度調査では、65歳以上の3人に1人が認知機能にかかわる症状があると推計された。認知症基本法は「共生社会の実現」を掲げる


今の後期高齢者は未婚や息子が遠くに住んでいるなどの影響で自宅で最期を迎える人は減っていくだろうと思う


高齢化と人口減少、東京一極集中と地方の空洞化と深刻な課題は山ほどある

私がもし後期高齢者になったら帰れる場所があるのだろうか





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