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神の庭園〜箱庭管理人〜 テンプレ破壊の復讐神、異世界へ降臨す。  作者: coz
第一章【異世界転移】〜優しさの悪意〜
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5話 早くも新ヒロイン爆誕!

俺は異世界やファンタジー物のラノベ小説で、嫌いなテンプレがいくつかある!その中で上位に入るものが、鈍感系主人公である!


いや、好意に気づけよと、それはさすがに無いだろと、思っていた時期が俺にもありました


なのに…カリンが俺を好きだっただと?…そんな素振りはなかったはずだ、全然気付かなかった、これが鈍感、なのか…ナンテコッタイ…



レンは今、皆の前で地面に四つん這いになり、カリンに背中をサスサスされている、さすっているカリンのその顔は確かに幸せそうだ。



俺はなんて馬鹿なんだ、鈍感により青春時代を棒に振っていたなんて、そして、カリンにも悪いことをしてしまった、もしかしたら気付いてくれるのを待っていたのかもしれないのに…よっしゃ!なら!



「カリン姐!いや、カリン!!」

「は、はい!!」



レンはガバっと立上がり、カリンの肩を掴み、真っすぐその目を見つめて叫ぶ、まさかの自体にカリンの顔も真っ赤だ。



「こんな俺を好きになってくれてありがとう、本当にこんな俺でいいのか?」

「う、うん、わたしは高1の頃からレンぼ、レンの事が好きだったの」



突然の事態に女口調になるカリン。



「そうなのか?」

「うん、あたしってこんな性格でしょ?最初はいいけど、やっぱり女らしい人のほうがいいってさ、はははは、はぁ」

「何言ってるんだ?カリンは女の子じゃないか」

「それ、そういうところ、普通に女の子として見てくれてる、恐いとも思ってない、萎縮もしてない、本当に自然体で話してくれる、そんな男の子はホントにいなかったの」

「そう、なのか、ってかそいつらは馬鹿なのか?」

「え?」

「だってこんな素敵な人と付き合って、もっと女らしい人がいい?カリンほど面倒見が良くて女らしい人なんてそうそういないぞ?」

「すてっ!?」



さらにカリンの顔が一段階赤くなる。



「外見と口調だけで判断して、肝心の性格を全く見てないじゃないか、俺は学生の頃、カリンはアルバイトを掛け持ちして、父親と二人三脚で家計を支えていた事を知ってたぞ?」

「えぇっ?そうだったんだ」

「そんなカリンが女らしくないワケがない!カリン、こんな俺で良かったら一緒に幸せになろう!よろしく頼む!」

「は、はい、よろしくお願いします」



パチパチパチパチ!



みんなから祝福の拍手をもらい、晴れてレンとカリンは付き合う事となった。



ウダウダ悩むのは男らしくないからな。



「やっとか、長かったなカリン、おめでとう」

「シン、ああ、ありがとう」

「カリ〜ン、おめ〜♪」



エリカがカリンに抱きついて祝福する。



「おおっと、あぁ、エリカも学生の頃からずっと応援してくれてありがとう」

「姉ちゃんやっとだねぇ、じゃあ僕からしたらレンちゃんは兄ちゃんだね、よろしくねレン兄、あと、僕もアルバイトしてたよ?」

「そ、そうだったかな?ごめん。まぁ同い年だし、セイトとの関係はそんなに変わらんだろ」

「はははは、そーだねぇ」



いや、たしかにカリンはちょっと今日は用事が、って言ってすぐ帰る日が多かったが、セイト、お前はずっと遊んでただろ…



ぐすっ、ぐすっ…



カノンが、泣いている!?



「カ、カノン?」

「ぐすっ、レンさん、お、おめでとうございます」

「うん、ありがとう」



頭をなでながら言う。



「よしっ!」



ん?カノンがなんか覚悟を決めた顔をしている…どうした?何をする気だ?



「僕は、とても感動したであります!」

「は、はい!ありがとうございます!」



なぜか、背筋をピンと張り、レンに向かって敬礼をしながら大声を張り上げるカノン。



「僕もお二人のように、正直に生きたいと思います!レンさん!」

「はっ!」



レンも背筋を張り、敬礼して応える、なぜか、上官から何かを言われる前のようなプレッシャーに、冷や汗が止まらない。



まさか、カノンもなのか!?カノンも俺のことを?いや待て、カノンは男ぞ!?どうする俺!どうすればいい?ぶっちゃけ転移した瞬間より動揺しているぞ、どう返事したらいいんだ!?



周りの皆もギラギラした目で俺達を見ている、特にエリーの鼻息が荒く、目がやべぇことになっている。



お前腐ってやがったのか!えぇーい、ママよ!!



「今日、たった今から!」

「はっ!」

「レンさんのっ!」

「は!!」

「弟にしてくれませんかぁ!!」

「…は?」

「ダメ、ですか?」

「…よ、喜んでぇぇ!」



なんだこれは…こんな嬉しいことが、立て続けに起こることってあるのか?一気に彼女と弟二人できおった!奇跡やぁ!奇跡の神が舞い降りたぁ!



まさかの急展開に大喜びのレン。



宴じゃぁ!今宵は宴で夜を明かすぞぉ!!



「って食料ねぇよ!くそがぁ!!」

「どうしたレン、急に荒ぶって」

「ん?ああいや、宴を開きたい気分なのに食料ないなぁってな」

「はははっ、たしかにな」



そろそろ真面目に今後の事を考えますかぁ。

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