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夢硝子話

なんでかな、

作者: 雪杜 伊織

なんでかな、


君が隣に居るだけで

嬉しいの


なんでかな


君の温もりに

ふれられて

心地良いの


なんでかな


また君の

涙を拭えて

話せること

嬉しいな



なんでかな、


あんなに泣きじゃくるなんて

私、思ってなかったよ

いつも平然としてたくせに


なのにさ、


私が倒れただけで

飛んで来てくれて

嬉しかったの

愛おしいと思ったの

未だに不安で

電話してくる君が

可愛いと思ったの



なんでかな

もっと生きていたい

なんて、さ

そんなこと

思う筈なかったのに



なんでかな




君に出会ってからだよ

愛しいよ

泣きそうだよ

哀しいよ

ここで終わらせたくないよ





ねえ、

笑ってほしいの

私、君の笑顔が一番好きなの

なんでかな




私はまだ生きるし

君も生きるの

きっと大丈夫



だから、



なんでかな



君となら

もっと生きていける気がしたの

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