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薬草採取してたら女神になっちゃいました!?  作者: 夜須凪 化亥十
序章②・王国に来ちゃいました!?
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7・お腹が空いちゃいました!?

ちょっとづつ更新していきます。


そうじゃないとまた途切れそうなんで。

 さてさて、次は店に飾る雑貨を買おうと思う。

 すると、今度は【General Neko】と書かれた看板が見えてきた。

 うわーすごいシンプル。日本語に直すと、【雑貨 猫】っていう店名だろう。

 私は店の中に入った。

 中に入ると、真っ先に目に入ったのは、正面にある猫の時計だった。しっぽの部分が振り子になっていて、おなかの部分に時計の針がある。

 あんな感じのを飾るのもいいかもね。

 おしゃれな感じにするか、シンプルな感じにするか、派手な感じにするか・・・

 そんなことを考えながら、店に並べられている商品をゆっくりとみていた。

 私はその中のある一つの商品に目を引かれた。


「すごい、綺麗…」


 赤・青・黄・緑の4色のステンドグラスでできた猫の置物だった。

 手のひらサイズだし、窓のそばに置いといたりしてたら、いい感じになりそう。

 私はその商品を手に取って、会計へ持っていった。


 会計を済ませて、私は店の外に出た。

 多分今の時間はお昼すぎくらいだし、なんかお腹すいたな。

 そういえば、ここに来る途中に出店とかがあった気がする。

 よし、そこに行こう。


 そして、出店についた。

 広場のようなところで、たくさんの出店が円を作るように並んでいる。

 

 とりあえず…肉が食べたい!


 私は匂いにつられるまま、一軒の屋台についた。

 どうやら串焼きらしい。

 少し酸味のあるタレの匂いがたくさんの人を呼び寄せている。

 なので、この屋台は無茶苦茶並んでいる。

 しかし、私の食欲はそんなもので諦められるものではなかった。

 さっそく私は長蛇の列に並んだ。


 1時間ほど並んでようやく私の番が来た。


「串焼き3本!」

「あいよ!」


 すると店員は焼き立ての串を、ツボに入ったタレに漬けて、もう一度焼いて、再びタレに漬けて、私に渡した。

 私は、少し広場から離れたところに行って、そこにあったベンチに腰を掛けた。


「いただきまーす」


 そして私は大きい一切れを口に頬張った。


「お、おいしい!」


 なんだろう。この牛じゃないような、豚じゃないような、程よく脂ののった肉の肉汁が、口いっぱいに広がる。

 そこにソースの酸味がまたいいスパイスになっている。

 てかこの肉、何の肉だろう…まあ、美味しいから何でもいいや。

 すると、一匹の猫が、私の足元に近づいてきた。


「猫…なのかな?」


 雑貨屋にも猫の雑貨があったから、前の世界と同じ猫だろう。

 私は、串を一本猫の目の前に置いた。

 そしたら勢いよく食べ始めた。


「お腹すいてたのかー」


 なんかこういうの見ていると、癒されるんだよなー

 

 やっぱり猫最高


「さてと」


 私は最後の一切れを食べて、ベンチを立った。


「さて、帰りますか」

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