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サモナーだってやればできる!  作者: 河野原ぺこ/RiverPlain
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48話 最後の戦い

 俺達は着実に勝ち進んでいた。敵を近づけさせず、各々がチームワークを気にして戦う。そして、遂に決勝戦にまで来た。


「遂に決勝だよ」

「早いもんだな」

「そうだね」


『団体戦!決勝戦!選手の登場だ!先に雲外蒼天+αのご登場だ!生産職がほとんどだがここまでよく辿り着いたぁ!次にガンズの登場だ!消費の激しい銃だけを使い、よくここまで辿り着いたぁ!』

「サトキ君、スナイパーライフルを作ってもらった恩はあるがここでは勝たせてもらうよ」

「サンサンさん、こちらも負けませんよ」

『それでは試合開始!』

「撃て撃て!」

「マジックシールド」


 開始の合図と共にガンズは大量の弾丸を放つ。俺はすかさず結界魔法で防ぐ。


「ここで俺の奥の手を見せるか」


 そう言うとクラウドさんは短剣が付いたワイヤーを取り出した。


「操糸」


 そして、なんと蛇のように動きだした。短剣は高速で飛んで行きガンズの1人のプレイヤーの喉をカッ切る。


「僕も負けてられないね。最後だし色々使うよ」


 今度はタイチさんが毒々しい液体を取り出す。そして、それを相手に目掛けて投げた。その液体が地面に触れるとシューと音を立てながら溶かしていった。


「ハズレか。それじゃあこれ」


 タイチさんは次々に毒々しい液体を取り出す。


「あ、これ」

「へ?」


 俺が交戦しているとタイチさんに変な液体をかけられた。そして、俺の体中はどんどん消えていき、最終的に見えなくなった。


「効果は30秒だから」

「あ、はい」


 俺は透明化の状態でガンズの麓まで走っていく。


「ダークソード、風速剣、剣舞、ウォーターカッター」


 俺はありったけのスキルと魔法をつぎ込みガンズのプレイヤーを斬っていく。


「見えないやつがいるぞ!」


 俺は3人ほど倒したところで蜂の巣にされた。


「あ、死んじゃったか。どうなってる?」


 俺は控室で戦闘風景をみる。ガンズは2人で俺達のチームは俺以外全員生存している。そして、俺達、雲外蒼天+αが優勝した!


 俺は会場にすぐさま転移された。


「やったぁ!」

「あそこで3人倒してくれなかったら勝てなかったよ!ありがとう」

「どういてしまして」

『雲外蒼天+αの皆さんには武道大会団体戦優勝者の称号を与えます!それと特殊スキルとしてこの中から選んでください』


 俺は悩んだ末、複製と言うスキルを手に入れた。


『お、さすが生産職チーム。全員同じスキルを選びました』


 解説者の人がそう言う。皆複製のスキル手に入れたのか生産職だったら欲しいもんな。


『これにて、第一回武道大会を終わりまーす』


 こうして、武道大会は幕を閉じた。


 俺はローゼ達のデスペナが終わるまで、お店で待つことにした。お店で待ってるとルナちゃんが入ってきた。


「失礼します。サトキさん優勝おめでとうございます」

「ありがとう、見ててくれたんだ」

「はい。かっこよかったですよ」


 ルナちゃんはとても素敵な笑顔をする。


 今後、もっと楽しい事がこの世界ではあるだろう。冒険、生産、友情。色々な形であるだろう。俺はもっとこの世界を楽しみたいと思った。

これで一応終わりです。

雑な終わり方でスイマセンm(_ _)m

色々事情があり早期作らせていただきました。

申し訳ありませんm(_ _)m


新作「For Your Smile~君の心を救う~」を投稿しました。初めての日常系で少し不安定ですが是非読んでみてください。

https://ncode.syosetu.com/n2918gk/

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