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サモナーだってやればできる!  作者: 河野原ぺこ/RiverPlain
45/48

45話 高所&スナイパーライフルは最強!

 俺は個人戦の控室に来ていた。サモナーやテイマーはモンスターの様子を見るために中に入れるのだ。


「すまん。アレク殺っちまった」


 俺がローゼにアイテムなどを渡しているとハイドラが謝ってきた。


「お前のことだから、試合では手を抜かなかっただけだろ?」

「おぉ!分かってくれるか親友よ!」

「許すかどうかはアレクに聞いてくれ。アレクはデスペナでまだ召喚できないからな」

「分かった」


 俺はローゼにアイテムを渡し終え、控室から出る。


「頑張れよ」

「わかったよ」


 俺はそのままアオイさん達と合流する。


『それでは、第一回武道大会団体戦、予選を開催します』


 そのアナウンスと共に俺達は森に転移された。


「それじゃあ、皆!頑張ろう!」

「おう」「はい」

「本選じゃないんだからアイテムはあまり消費するなよ」


 俺達は森の中を進む。俺が遠目で周りを警戒し、なるべく戦闘を少なくしようとする。


「全員!しゃがめ!」


 俺のその声で全員、姿勢を低くする。その時、弾丸が俺らの頭上を通り木に穴を開けた。


「まさかサンサンが山のあんな高所で撃ちまくっているなんて」

「サンサンって誰?」

「俺がスナイパーライフルを売った人だよ。リアルでもサバゲーやってたから腕もいい」

「それはマズいな。相手からも場所がバレているし仲間がこっちに来るかもしれない」

「ひとまず、隠れながら逃げようか」

「そうだね」


 俺達は森の奥に籠もることにした。


「ワイヤートラップを仕掛けるぞ」

「ここには地雷置くから」

「分かった」


 クラウドさんがワイヤーのトラップを、俺が地面に地雷を仕掛けて立て籠もった。


「お、引っかかったな」


 森には爆音が響き渡った。


「敵、こっちくるんじゃ?」

「多分、爆音を聞いてくるだろうな」

「ワイヤートラップは音立てないからいいですよね」

「一応、見張り行ってくる」

「行ってらっしゃい」


 俺は木に登り、予備で作っておいたスナイパーライフルを手に取る。当たらなくても威嚇射撃にはなるだろう。


「結構来てるな」


 俺は地雷もワイヤートラップもないところにいる敵に向かって銃弾を放つ。敵に弾丸は当たらなかったが上に注目するようになり、よく地雷やワイヤートラップに引っかかるようになった。


「難しいな。風は少ないけど当たらない」


 俺は愚痴を溢しながらもスナイパーライフルの引き金を引いた。

YouTubeの方でコメント&感想の返信しました。

https://youtu.be/5U6mZfwmgoU

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