1話 プロローグ
稼いだ額が高すぎるとの事でしたので色々変更させていただきました。
遂にこの時が来た!
今日は日本初のフルダイブ型VRMMORPGである『Impossible of Possible Online』 通称IPOのサービス開始日である。
IPOとは国も支援する時間加速技術と自力思考可能人工知能を使用しているゲームである。これ程魅力的なゲームはあるだろうか。俺はゲームが開発開始のニュースを見てから3年前からお年玉や手伝い、高校に入ってからはバイトをし、金を貯めた。ゲーム発売日には75万円まで貯まっていた。この金でソフトやハードを買ったがなんと50万円余ってしまった。もちろん、ちゃんと並んで買ったぞ。2日前から。高校はズル休みだ。成績は良いので大丈夫だろう。それにしても早い者勝ちって結構大変だな。まぁ••••••少しは課金するとして余った金は貯金しとこう。
俺は時計を見る。
確かゲームサービス開始時刻が12時からだから後5分だな。この5分がとてつもなく長く感じる。そうだなログインの準備でもしとくか。
俺はハードのコンセントなどがちゃんと繋がっているかを確認する。
時間だ!遂に来た〜。早速ログインするか!
「ダイブスタート」
俺のダイブスタートの声をハードが認識しログインする。
ユーザー情報の記入は?ってそんなもんとっくに終わらせてある!キャラネームを記入すればすぐにキャラメイクに入れる。ついでに課金ももうしてある。
『キャラクターネーム、性別を記入してください』
「名前は『サトキ』性別は『男』っと」
キャラクターネームがサトキの理由?俺の本名が佐藤潔だから語呂合わせだよ。
俺は目の前に現れたパネルに記入し、キャラクターメイクに移った。
とりあえず、顔は無料の120パーセント美化で良いかな。身長は変えれないらしい。172cmか〜。150cmぐらいにしたかった••••••。あ!目と髪の色変えれる。とりあえず、白髪青眼にしとこう。うん、似合ってる。
次は種族だな。ヒューマン、エルフ、ディーマンなどがあるがヒューマン以外は有料なのでヒューマンを選ぶ。
次は職業••••••。ガチャなんだよな〜。俺はソロでやりたいからテイマーやサモナーになりたいんだよなぁ。
テイマーとは弱ったモンスターに対して使役スキルを使用しペット?にできる職業である。サモナーは指定した数のモンスターの死体を召喚書に封印?というか吸収を行いモンスターの情報を収集、そして召喚する職業である。
説明はこのぐらいにしてガチャを回そう。まぁ、もう1度回したい時は1000円払えば良いから良いか。
第1回目。『ファイター』『ソルジャー』『メイジ』
3つ選べるのか。これはβテストには無かったな。どれも俺の要望に答えて無いからもう1回!
第2回目。『ガンナー』『サモナー』『ファイター』
お、『サモナー』が出た。確か職業って結構な数が有ったはずだから運が良いな。
次はスキルだな。これはスキルポイントとスキルを交換する仕組みだな。ゲーム内だとスキルショップで買わないといけないからスキルショップで高そうなスキルを選ぼう。お、これも課金ができるな。スキル選び放題じゃないか!あ、10個しか選べないのか••••••。残念。
剣術 剣を装備できる。
風魔法 風に関する魔法を使用できる。
水魔法 水に関する魔法を使用できる。
防御魔法 防御に関する魔法を使用できる。
魔力付与 魔法を付与できる。
錬金術 錬金術ができる。
鍛冶 鍛冶ができる。
木工 木工ができる。
裁縫 裁縫ができる。
遠目 アイテムを見つけやすくする。
(byβテスターサイト)
スキルはこれでいいな。他にも水魔法や体術なども取りたかったがスキルショップで買う事にした。え、サモナーなのに召喚スキルがないだって?それはジョブスキルと言ってサモナーに成ると取得できるスキルだからだよ。それと片手剣術は接近戦用だよ。
次はステ振りだ。これはステータスポイントを振り分けるのがこのゲームの主流だ。最初は100ポイント貰えるらしい。HP、MP、SPは1ポイント×3になるらしい。ステ振りはHP30 MP60 SP30 STR10 DEX10 VIT10 AGI10 INT10 LUK10 こんなぐらいで良いか。
キャラメイクも終わったし早速仮想世界に行くか!課金して残ったお金はゲーム内のお金に変換して。これで多少お金に余裕できた。これで一安心だ。
いざ!ゲームの世界へ!