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狭間の塔  作者: 春秋 一五
一階「武器庫と門番」
9/10

ある少女の、はじまり


 ニランセイソウセイジ、というらしい。


 いっしょにうまれたのに、ぜんぜんちがう。


 むずかしくて、あんまりわからないケド。


 つまり○○とオネーチャンは、ぜんぜんにてないというコト。


「○○」


 オネーチャンが○○のなまえをよぶ。


 オネーチャンのこえはカワイイ。


「なーに、オネーチャン?」


「これみて。つぎのげきでつかうの」


 オネーチャンが○○になにかをわたす。


 そのゆびはとてもキレイ。


「けん?」


「そう、ニセモノだけどね。ちょっとかわった、アリスのおはなしなの」


 オネーチャンがニセモノのけんをもっておどる。


 ながくてきんいろのかみは、ウツクシイ。


「……いいナー」


 アリスは○○のいちばんすきなおはなしだった。


 ○○もアリスに、なってみたいとおもった。


 ……でも、○○にはダメ。


 オネーチャンにまったくにてない、○○じゃ。


 ……カミサマ。


 ○○はたまに、おもうのデス。


 オネーチャンのカラダが、○○もほしいト。

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