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瀬戸大輝の異世界ライフ  作者: 東宗幸
1章 始まりの異世界
4/7

困った天使

2025年6月10日、俺達(3‐2)は異世界に

………………転移した。





あれから約1ヶ月……………


気温は上がり、本格的な夏が到来した。

『暑い………………』

暑すぎて殺る気が出ない…………

『盟友………1日1クエスト……やめないか?』

っと、Lv12の剣士様(牧野)が切り出す。


『ダメだ‼️このボロ家の家賃が……………』

初クエスト以降、俺達は1日1クエストを

モットーにしてきた。

『また路上生活で良くね?』

『ダメだ‼️』

『なんで?』

『なんでって………人として……ダメだろ‼️』

あぁ……日本に帰りたい。








結局1日1クエストは続けることにした。


『今日はスライムに挑戦しようぜ‼️』

そんな軽く言うなよ‼️命が賭かっているんだぞ‼️

『報酬………50000Gだって‼️』

『よし殺るぞ‼️』



『これお願いします‼️』

『はい!ギルドカードの提示をお願いします‼️』

安物のシャツからカードを出す。

『もうパーティーは組まれたんですか?』

手を動かしながら聞いてくる。

『まだです‼️』

『そうなんですか‼️白魔法使いなんてどうです?』

『………?……』

白魔法使い?なんでそんな優秀職を俺達に勧めるの?

『魔法学校を卒業しているらしいですよ』

分からない…………性格か?容姿か?

うまい話には裏がある………絶対何か欠点がある‼️


『あそこに居る子なんですけど…………』

指が指す方向を見る。

『えっ!?』

ギルド職員が指す方向には…………

‐青髪の天使‐が居た。

『彼女なんですけど………どうです?』

『いゃぁー、ちょうど回復担当

を探してたんですよぉ~』

牧野ぉ~‼️

『そうなんですか‼️セナさんー‼️』

呼ばないでぇ~

『はっはい‼️』

ビクツってした………その仕草マジgood‼️

じゃなくてぇ~

『回復担当探してる人居ましたよ‼️』

言っちゃった………



『初めまして セナ です‼️』

あっちは覚えてないみたいだ。

『瀬戸、瀬戸大輝です‼️』

すげぇー緊張する…………

『牧野真幸、剣士です』

『剣士さんなんですか‼️瀬戸さんは…………』


『‐冒険者です‐』

クッソ恥ずかしい……………

『そうなんですか……』

………………………………………………

『私をパーティーに入れて下さいお願いします‼️』

土下座しちゃった…………

『待て待て待て断れなくなる‼️』

『……やっぱり断る前提なんですね………』

待ってそんな死んだ魚の目しないで………


『やっぱり私なんて…………

おっぱい大きくないし、セクシーじゃないし

お姉ちゃんより小さいし、白魔法使いだし

可愛くないし、頭悪いし、友達いないし

回復魔法以外使えないし、回復魔法も中途半端だし

運動出来ないし、好き嫌い多いし

料理出来ないし、ドジっ子だし

足遅いし、虫触れないし、魚捌けないし

空気読めないし、毎日植物と会話してるし

お金無いし、彼氏いないし……………………

あれ?涙がぁ…………………汗かにぁ………』

半分どうでも良くね……………

見てるこっちが悲しくなる……………


『……………シンジャオウカナ…………』

そう言うと、紫色の液体が入ったポーションを

取り出し………栓を……………


『牧野‼️彼女を止めて‼️』


この超ネガティブ少女を止めてぇ~‼️











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