表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
瀬戸大輝の異世界ライフ  作者: 東宗幸
1章 始まりの異世界
3/7

初クエスト

『………はぁ~もう朝か~~』

瀬戸大輝が再起動する。

目を擦りながら、隣を見る。


隣には、俺の唯一の友達であり、盟友の

牧野真幸が寝ていた。


『おい起きろ!朝だぞ‼️』

『まだねむたぁいよぉ~~』寝返りを打つ。

なんでこいつが剣士で俺が冒険者なんだよ………

『ギルドに行くぞ‼️』

『え~~まだぁ眠たぁい』

朝起きれないって子供か‼️

『ねぇ起きて‼️おーい!』



こうして俺達の1日が始まった。









『このクエストをでいいか?』

……………えっと………スライムの討伐?

クエストレベル……12‼️

『俺達レベル1だぞ‼️』

『あっそうか』

あっそうかじゃねぇよ………


『じゃあこれは?』

どれどれ……ビックボアの討伐?

クエストレベルは………1

『これにしよう』

クエスト掲示板から、依頼書を取る。


『これお願いします』

『はい!ギルドカードの提示をお願いします』

ポケットからカードを出す。

『ありがとうございます‼️

今回が初クエストでよろしいでしょうか?』

『はい!』

『では説明させていただきます‼️

このギルドカードは

なくさないようにお願いします。

なくされると再登録費5000Gが必要になります。


このカードには、職業やレベル、討伐数

などが記録されます。


レベルが上がれば、このカードから

スキルを習得出来ます。


クエストの報酬もこのカードに振り込まれます』


身分証明書+クレジットカードって

かなり大切な物の気がする………

『何か分からないことがあったら

いつでも聞いてください』

『はい、ありがとうございます』


『お姉さんは彼氏いますか?』

牧野ぉ~お前はバカか!?

『…………………えっと………秘密です』

困ってる‼️ギルドの職員さん困ってるよ‼️

『すみません‼️なんでもないっす』

……………牧野はよくわからない………

出会って約3年経ったが、ホント分かんない。



『えっと………

ビックボアの討伐開始です‼️』



クエスト‐ビックボアの討伐‐Lv1


ここは城塞都市;エルティアから少し離れた

森;エルフォレスト…………


俺達の伝説が始まるはずだった………が





『…………って武器無くね‼️』


この声は森中に響いた。











ギルドで武器を借りてきた……

『牧野‼️絶対に壊すなよ……』

今の俺達に弁償出来る金なんて無い。

『……おう』




『居たぞ‼️』

そこには、ビックボアが3体居た。

『俺は手前の一体を殺る、牧野は残りを頼む』

『了解』


『………………行くぞ‼️』

今度こそ伝説の始まりだ‼️


短剣をおもいっきり振りかざす。

『うぉりゃぁー』

血飛沫が舞う……………………はずだった。

『…………………あっ!』

そうだ、俺最弱の職業(冒険者)だった。


『ぅごっ!』

いてぇ~~Lv1に苦戦するとか無いわ~~

『やってやろうじゃねぇかぁー‼️』






『盟友!手伝おうか?』

こいつ……もう2体殺りやがった…………

『いい‼️こいつは俺が殺る‼️』

『そうか!頑張れ!』

『おう‼️』



………数分後

『うぉりゃぁー‼️』

短剣をビックボアの喉元に突き刺す。

確かな手応え………そのまま喉を掻き切る。

『はぁはぁっ殺ったか………?』

『おう、盟友の勝ちだ‼️』

『……………そうか』

ズタボロの制服のポケットから

ギルドカードを取り出す。

『これでLv2か………牧野‼️これからも宜しく‼️』

『おう‼️こちらこそ』








『報酬の15000Gはギルドカードに振り込まれます』

礼を言い、ギルドカードを受け取る。



『牧野ぉ~飯どうする?』

ここ(ギルド)で食ってくか』

『そうだな』


席に着きメニュー表を見る。

『…………俺はビックボアのステーキで』

『えっ!?マジか盟友』

だって気になったんだもん。

『じゃあ俺もそれにするわ』


『すみませぇーん』

『はーい‼️』

『ビックボアのステーキ2つで』

『はい‼️かしこまりました』



ふぅーー疲れた。

まさかLv1に苦戦するとはな…………

制服はズタボロだし、体中傷だらけだ。



『…………あのぉーー治しましょうか?』

声がした方向に振り向く。

そこには………青髪の天使が居た。

『………………………………』

可愛い……………はっ!

『はい?』

『傷………治しましょうか?』

声まで可愛い………じゃなくて

『治してもらえるなら……お願いします…………』

『……はい!では……

‐ヒール‐‼️ 』

緑色の光に包まれる。

『…………………治ったのか』

『………はい』

『ありがとう』

青髪の天使は、どういたしましてっと

言いギルドを去っていった。



『………………………』

『今の子可愛かったな……』

『ああ………』




『お待たせしましたー、ビックボアのステーキです』

『………………………』

『お客さーん?』




…………ビックボアのステーキは美味しかった。


感想、評価、ブクマお待ちしておりまーす。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ