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側から見たら自爆だろう  作者: 飴の子
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明るいネガティヴ

何から、話そうか。

何か残したいと、命ある限り伝えたい事が多すぎる。


そんな想い。


バカな女の無様で滑稽な生き様。





『贅沢だ。』

そう周りからしたら思われる環境で育ったワタシ。


先祖から受け継がれている老店舗で生まれ育った。



そんな老舗でも、経営は苦しい所が多いのは知る人ぞ知る。

借金ばかりの老舗を継いだ父を、長女だからか幼き頃から目の当たりにしてきた。


贅沢って何だろう。

育ち盛りのワタシ達子供には、夕飯のオカズが少な過ぎた毎日。


勉強嫌いなワタシは、とにかく運動神経で評価されていた。

両親も、勉強よりスポーツ派だったからだろうか。

とにかくスポーツで卒業までいけた学生時代。


部活ばかりしていたので高校は県内では常にトップ争いで名を残す学校へ。



それでも、やはり金銭面での不安を抱いていた中学3年。

高校へいかず働こうかなと内心考えてもいた15歳。


そんな中、自営業からか両親の世間体の考えは強かった。

中卒は視野にない親心。


スポーツ推薦で高校へ。

キツイ練習や合宿でクラスメイトとの遊ぶ時間は引退するまで1日と無かったかな。


真夜中まで、試合のビデオを見続ける毎日。

自分の欠点やら、攻略方法を考え学び続けたJK時代。



---それが今の、少ない自信の一つであり、小さいけども自分の中での誇りになっているんだ。

『ツラかった』なんて、10年以上経った今では青春の1ページに過ぎないから可笑しいね。-------



そんな青春も、過度の使いすぎによる疲労骨折とゆうもので幕は閉じた。


要は、自己管理の無さがこの時からあったようだ。

【今になって振り返るとそう見解する位だけど】





この引退をキッカケに、爆発したように荒れ狂った日々に陥った。



真夜中、部屋の窓から抜け出しては友達と遊びまわる毎日。



二日酔い&寝不足のまま残りの高校生活に顔を出し、卒業まで保健室で毎日のように寝ていた毎日。



それまでのスポーツ人間には考えられない生活になっていた。



続く


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