メガネをかけたら
人に強要されて読む本ほど、つまらないものはない。というのは持論です。
読書感想文なんてその最たるもの。だから、毎年、どんな本が対象になっているのか興味はあっても、それを理由に読めと押し付けてはいけない、と自戒していました。
そんなあいかわに、新しいアプローチが。
「これ買って。感想文書くから」
そうかそうか。読みたいんだね。いいよ買ってあげる。あいかわは本に関してはいろいろぶっ壊れてる。絵本の一冊くらい全然オッケー。
ただし約束は守れよ?
原稿用紙も買わされたのに、本人も一応頑張って、あいかわも他の大人も巻き込まれて一緒に四苦八苦して、結局その子は感想文を書けませんでした。
反射神経で生きているような、体育会系の子どもでした…。
でも頻繁に読まされた! だから、あいかわはこの絵本を読むのは結構うまいよ!
子どもはまた感じ方が違うだろうけど、一応大人のあいかわが、この絵本でとっても良いと思うところは、
メガネをかけたくない女の子を見守る、大人たちのあたたかい目。
たった一人の生徒のために、きっとこの担任の先生は、職員室で皆にお願いしたんだろうな。
校長先生にも、保健の先生にも、他の先生にも。
おうちにも電話して、お母さんに事情を説明して。
メガネをかけたくない子がいるんです。
メガネをかけたら、よく見えるんです。それを教えてあげたいんです。協力してください。お願いします!
嫌だな、面倒だなって思う人もきっといただろうな。でも、仕方ないか、と結局頷く。
そんな大人たちが、とっても素敵でした。




