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影響

短めです。

修正しました。「12000」→「1億2000万」

アグアドエルマータ

虫型の魔物。成体になると体長20m程になる。6本の足と2対4枚の羽をもつ。普段は単体で行動していて繁殖期のみ群れで行動する。単体Bランク相当。

その黒光りするフォルムは常時魔力で強化してあり非常に堅い。羽は震わせ大音響を発生させるためにあり飛ぶ能力はない。 巨体のわりに足が速く最高時速は100㎞/h。一旦、走り出すと何かにぶつかるまで止まることができない。20年を生きた個体は前2本の足の爪が変異しより凶悪より強力になる。


◆◆◆


「あれってBランク相当の魔物ですよね。俺要ります?」


「この依頼、パーティー専用依頼なのよ」


パーティー専用依頼とは、その名の通りパーティーでしか受けることができない依頼のことだ。


「成る程。でも他の依頼じゃダメですか?」


「素材が欲しいんですよ。僕はエルマータの外殻、アルトさんは魔石だそうです」


どうやらこの世界の人から見たらアレはかっこいいらしい。俺としては理解に苦しむ。


「報酬いくらですか?」


「1億2000万ですね」


1億2000万シェルか。均等割で4000万。う~ん、どうしようかなぁ。くぅ最近金使いまくってるし・・・・・・仕方ねぇ。


「分かった。受ける。詳細を教えてくれ」


「ありがとうございます。出没場所はここから200キロほどの谷ですね。エルクバス渓谷って所ですね。討伐数10、8体が成体のようです」


「少し聞いた感じどうもそのうちの1体が歴戦の魔物って奴なんだよね。しかも邪神の加護持ち」


うわっそれヤバイ。しかも10体、だったら1億2000万って安くね?


「それ危なすぎません?それに報酬釣り合ってないし。加護持ちなら5000近く行くと思うんですけど」


「ギルドも資金難っぽいのよね。聞いたでしょ聖鎌の話」


「あぁあれですか」


「詳しく聞いたんだけど、どうも狩らなくてもいい奴を大量に狩っちゃったみたいで渓谷の奥が荒れてるらしいのよ。それで競争に負けて外に逃げ出してきたのが暴れてるって話よ。本当に迷惑」


「あれ、今繁殖期じゃないですか?」


「そうなんだよ。今ほっといたら近隣の村や街は全滅だろう。国は末端の村なんて気にしてないからね」


「まぁ国はある程度被害でないと軍隊出さないですよね。てか上が腐っててどうにもなんない」


「そうね。だからさっさと倒しましょう」


ん、だから?関連性あったっけ?まぁいいや


「出発は何時にします?」


「明後日。準備はこのあとみんなでしよう」


「了解」


「分かったわ」


受付で依頼受け付けと同時にパーティー登録をした。固定じゃないからエンブレムはないけど


◆◆◆


ギルドを出て何を買うかと言う話になったのだが


「食料品は俺が持ってるんで買わなくていいです」


「私、マジックルーム持ってるわよ。自慢だけど結構大きいのよ」


「一応、万能薬以外の薬剤はそろってますよ。1種につき20くらいですかね」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


「各自、装備を整えましょうか」


「ですね」


「そうね」


買う物が特になかった。

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