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2.略語と用語(1)

 南アフリカが相手に戦った交戦相手の団体・組織名は長いため頭文字を取って略称で記載されている事が普通だ。ベトナム戦争で敵側をVC(Vet Cong)やNVA(North Vietnamese Army)と略していたのと同様だが、一般的には聞き慣れない呼称であることに代わりはない。

 例えばベトナム戦争の資料ではThe holeと言う単語が出てくるが、即座にTerm used by recon teams for landing in a small apace in the jungleだと理解できる者は少ないだろう。

 全ての略語を記載するには多すぎるので、今回は、複数の資料をつき合わせて主だった物を抜粋して見た。



1.団体・組織名:耳慣れない用語が多い。


 ANC:African National Congress アフリカ民族会議。アパルトヘイト時代は、「民族の槍」と言う戦闘部門を組織してゲリラ戦を展開していた。当然、当時の南アフリカ政府からはテロ組織として睨まれていた。かつては非合法組織で、現在は政党の一つ。勝てば官軍の見本。

 APLA:Azanian People's Liberation Army ANCの民族の槍と同様、PAC(パンアフリカニスト会議)の実戦部隊。直訳したら人民解放軍になってしまう。

 Bn:Battalion 大隊

 COSATU:Congress of South African Trade Union 南アフリカ労働組合会議。

 CP:Conservative Party 保守党と言う南アフリカの政党で、現在は存在しない。

 CSI:Chief of Staff Intelligence SADFの情報本部。CS-2の事。ちなみに作戦担当はCS-3(Chief of Staff Operations)となる。

 Cuban Forces:キューバ軍。キューバ軍はアンゴラに第50師団を派遣していた。編成は6個歩兵連隊(各3個歩兵大隊)、1個戦車連隊(3個戦車大隊)、1個砲兵連隊(3個砲兵大隊)、1個混成防空連隊、3個キューバ・SWAPO混成大隊(各3個自動車化砲兵中隊)。

 FAPA:英文で→People's Air Force of Angola アンゴラ人民空軍。

 FAPLA:英文で→People's Armed Force for the Liberation of Angola アンゴラ解放人民軍。アンゴラ正規軍の総称。

 FAPLA旅団は、3個自動車化大隊(又は機械化歩兵)、3個砲兵中隊からなる。1個自動車大隊は、3個自動車化中隊(BTR、BMP装甲車装備)、1個戦車中隊(戦車10輛)、120㎜迫撃砲中隊からなる。

 FNLA:英文で→National Liberation Front for Angola アンゴラ民族解放戦線。その戦闘部門はElnaと呼ばれていた。  

 FRELIMO:英文で→Liberation Front for Mozambique モザンビーク解放戦線。モザンビークの政党。その名前の通り、ポルトガル植民地戦争の頃はゲリラ、ポルトガル政府から見れば叛乱軍。

 IFP:Inkatha Freedom Party インカタ自由党。南アフリカの政党の一つ。

 Koevoet:Ops K(Operation K)の秘匿名称で呼ばれるSWAPOLCOIN、南西アフリカ警察COIN部隊。アフリカーンス語ではSWAPOLTIN(Teen Insurgensie)となる。当初からSAPと現地人の混成でSelous Scoutsの性質を持っていた。追跡の特技を持ったオバンボ族(ナミビア人口の55%を占める部族)の隊員がトラッカーとして活躍した。本部はズール1と呼ばれるOshakati。

 MK:Umkhonto we Sizwe(Spear of the Nationーthe ANC's armed wing)ANCの戦闘部門、民族の槍。これで政争に負けていたら、ただのテロリストで終わっただろう。メンバーはExecutive OutcomesやSADFに雇用されている。

 MPLA:英文で→Popular Movement for the Liberation of Angola アンゴラの政権を取った方。アンゴラ解放人民運動。

 OAU:Organization of African Unity アフリカ統一機構。

 PAC:Pan African Congress パンアフリカニスト会議。かつては非合法組織で、現在は政党の一つ。

 PLAN:People'sLiberation Army of Namibia (SWAPO's armed wing)SWAPOの戦闘部隊。南アフリカ政府から見れば、ただのテロリスト。

 Recce:Reconnaisanceなので偵察行動を意味するが、偵察ティームや偵察コマンド等の部隊名の略称として表記される事も多い。部隊の改編で1 Reconnaissance Commando(1 RC)、1 Reconnaissance Regiment(1 RR)と部隊名が変わり略称が変化しているがRecceは、米軍特殊部隊におけるグリーン・ベレーの様に、南アフリカ特殊部隊の代名詞と言える。

 SAAF:South African Air Force 南アフリカ空軍

 SADF:South African Defense Force 南アフリカ国防軍。現在はSANDF(South African National Defence Force)に名称が変わっている。

 SAP:South African Police 直訳すれば南アフリカ警察だが、ローデシアの警察(BSAP:British South Africa Police)と混用を注意。

 SWA:South West African 南西アフリカ。現在のナミビア。第一次世界大戦ではドイツ領だったが、南アフリカがどさくさに紛れて自国に併合した。

 SWAPO:South West African People's Organization 南アフリカから見れば完全にテロリスト。

 SWATF:South West African Territorial Force 南西アフリカ地域軍。1980年8月1日に激化するSWAPOの反乱(ナミビア独立戦争)に対処するため編成。SADFの指揮下にあり、SADFと同様に小銃、迫撃砲、機関銃等を与えられ徒歩と車輛による巡回を行った。SWATFの総司令部はKoevoetと同じoshakatiに置かれていた。

 セクター10~70に分けられた軍管区の内、アンゴラと国境を接する西からセクター10、セクター20、セクター70が戦争の舞台となった。

 セクター10には第51・第52・第53・第54大隊、SWATF第101・第102大隊、第61機械化大隊、第25工兵中隊、第5整備隊が。セクター20にはSWATF第201・第202・第203大隊、第32・第52大隊が、セクター70にはSWATF第701大隊、南アフリカ海軍の海兵中隊(河川哨戒)がそれぞれ所属していた。

 TRC:Truth Reconciliation Commission

 UDF:United Democratic Front 南アフリカの反アパルトヘイト運動を行った統一民主戦線。反政府組織として活動を禁止されていた。

 UNITA:英文で→Union for the Total Independence of Angola アンゴラ全面独立民族同盟

 USSR:Union of Soviet Socialist Republics 西側陣営の敵で東側陣営の盟主、ソ連。アンゴラにも軍事顧問団の派遣や援助を行っていた。



2.軍事用語あれこれ:南アフリカは英国の影響下にあった為、軍事編成や用語も英語の物が多い。当然ながら米軍や自衛隊の部隊符号の教範に記載されている物と異なる物もある。日本語だと中隊は中隊でしかないが、battery、company、squadronと職種(兵科)で異なる。陸自の特科はバッテリーなどと呼ばない。


 AA:anti-aircraft 対空や防空。キューバ軍防空部隊はアンゴラでSAM-2、SAM-3、SAM-6、SAM-8、SAM-13、ZSU-23-4対空機銃を装備していた。

 AFB:airfoce bace 空軍基地。

 Battery:部隊符号による表記だと中隊となっている。SADF砲兵は2個小隊によって構成される。指揮官は少佐。略語はBty。中隊を砲兵ではbattery、歩兵ではcompany、装甲車ではsquadronと呼ぶ。

 Bats:Prachute troop 直訳すれば落下傘部隊。第44落下傘旅団か旅団に所属する落下傘大隊を指す。第44落下傘旅団は、第32大隊と肩を並べて戦った部隊で、2代目旅団長が初代第32大隊長であるなど人材交流も行われた。落下傘部隊としての歴史は、1961年4月1日にウィリアム・ロウの指揮下で第1落下傘大隊が編成された事に始まる。1978年4月にCitizen Forceの第2・第3落下傘大隊が編成されて、旅団は誕生する。同年の5月4日にアンゴラ領内のSWAPO拠点に対する攻勢Operation Reindeerに367名が参加。1980年にOperation Sceptic、Operation Protea、Operation Askari。1981年にOperation Daisyなどアンゴラでの主要作戦に参加した。

 1999年に第44落下傘連隊へ改編完了する。改編後の編成は、連隊本部、第1・第2・第3落下傘大隊、第44降下誘導小隊、第13通信隊、落下傘教育隊、落下傘整備隊などから構成されており、旅団に存在した第44対空連隊や第44対戦車中隊が編成から消えている。

 BC:Battery Commander 砲兵中隊長

 Bde:Brigade 旅団。指揮官は大佐。

 BGE 舟艇グループ指揮官

 BK:battery captain 直訳すると砲兵大尉になってしまうが、役職から中隊の補給将校を意味する。

 BPO:砲兵配属将校。

 Brig:Brigadier 旅団長。南アフリカ海軍ではCommodoreが相応の役職となる。

 Bravo Time 南アフリカ標準時(GMT+2時間)

 BSM/TSM:Battery Sergant-Major/Troop Sergant-Major ようは中隊や小隊の先任下士官。

 CAP:戦闘空中哨戒。戦闘空域の警戒飛行任務。

 Capt:Captain 大尉。kapiteinとも表記する。南アフリカ海軍ではLieutenantとなる。

 CAS:地上部隊に対する航空支援。

 CFS:中央航空学校。

 Chopper:Helicopter よんでそのまま。一般的に普及している軍事用語。

 Cmdt:Comandant 中佐。Kommandantとも表記する。南アフリカ海軍ではCommanderとなる。

 CO:指揮官。

 COIN:Counter-Insurgency 対叛乱鎮圧。

 Col:Colonel 大佐。Kolonelとも表記する。南アフリカ海軍ではCaptainとなる。

 Coy:Commpany 中隊。

 Cpl:Corporal 伍長。Korporaalとも表記する。南アフリカ海軍ではLeading Seamanとなる。

 C/S:呼び出し符号。

 DF:defensive fire 火力支援。

 DLI:Durban Light Infantry ダーバン軽歩兵。

 Div:Division 師団。

 DZ:drop zone 降下、投下地域。

 EF:敵部隊。

 FAC:forward air controller 前線航空統制官。地上部隊に随行して航空支援を要請する。

 FCP:fire-control post 射撃統制点。

 FSCO:Fire Support Co-ordination Officer 火力調整者。

 FTS:航空訓練学校。

 Gen:General 直訳は将軍だが、大将を意味する。南アフリカ海軍ではAdmiralとなる。

 GP:ゼネラルパパス。メーカー名だが装備その物。

 HQ:本部、司令部、総監部。

 ICV:infantry combat vehicle 歩兵戦闘車。

 Log:Logistics 兵站。

 LZ:landing zone 着陸地域、上陸地域。

 Maj:Major 少佐。Majoorとも表記する。南アフリカ海軍ではLieutenant-Commanderとなる。

 Maj Gen:少将

 NCO:non-cmmissioned officer 下士官。

 OP:observation post 観測所、監視所。

 Path Findor:降下誘導。

 pl:platoon 小隊。

 POW:prisoner of war 捕虜。

 Parabat:Parachute Battalion 落下傘大隊。

 Regiment:部隊符号の表記が大隊になっていた。SADF砲兵の構成は砲兵3個中隊と支援中隊からなっている。指揮官は中佐。砲兵と装甲車はregiment、歩兵ではbattalion、となっている。

 Rfn:Rifleman 直訳すれば小銃手。歩兵の二等兵を指す。装甲部隊ではTrooper、通信ではSignalman、工兵ではSapperと呼称する。

 RHQ:Regiment headquarters 連隊本部。

 SAA:South African Artillery 南アフリカ国防軍砲兵。

 SAI:南アフリカ歩兵(大隊)

 SAS:South African Ship 南アフリカ海軍の艦艇。海軍はサバンナ作戦初期に、アンゴラで作戦行動を行っていた。Special Air Serviceの略称と紛らわしい。

 terr:terrorist 読んでそのまま、犯罪者。

 Troop:部隊符号による表記だと、点が3つ並んでいたので小隊だと判断できる。SADF砲兵の構成は火砲4門と表記されていた。砲兵と装甲車はtroop、歩兵はplatoonとなっている。



3.装備品:参考程度。

 英連邦の構成国の1つであった南アフリカは英国製装備をしており、英国の影響から脱却し独自路線を進み出すとフランスやイスラエルと接触した。

 対するフロント諸国や反政府ゲリラはソ連、中国と言った東側陣営の支援を受けていた。

 戦争の過程で南アフリカは大量の東側装備を入手した。これらはSADFだけではなくSAPやSWATFでも使われた為、戦場で双方が同じ武器を使用すると言う状況だった。事実、アンゴラへの本格的介入が始まって間もない1976年3月31日付けの国連安保理決議第387号4項で「Calls upon the Government of South Africa to meet the just claims of the People's Republic of Angola for a full compensation for the damage and destruction inflicted on its State and for the restoration of the equipment and materials which its invading forces seized」盗った物返せとアンゴラが言ってた。


 AK47:ソ連製7.62㎜自動小銃。世界的なヒット商品で、あらゆる戦場で使用された。コピー製品も多く出回っている。

 Aloutte:フランス製軽ヘリコプター。火力支援、偵察、救助に使用された。ローデシアではG-Carの呼称で人員輸送に、K-Carの呼称で攻撃に使われた。一方、本家のSAAFではGolf Sierra(GS ガンシップ)と呼称されていた。

 AN26:ソ連製アントノフ輸送機。FAPLAでソ連とキューバの搭乗員に操縦された。

 APPMISR:ソ連製地雷。

 BMP1:ソ連製歩兵戦闘車。サガー対戦車ミサイルに73㎜機関砲まで装備している。

 BM-21:40連装の122㎜ロケットランチャーを登載したウラル375トラック。射程20㎞。

 Bosbok:SAAFが保有するイタリア製単発エンジン搭載の軽偵察機。

 BRDMー2:ソ連製装甲車。14.5㎜と7.62㎜機銃を搭載。

 BTR60:ソ連製装甲車。14.5㎜機関砲搭載。人員8名。

 Buccaneer:英国製攻撃機。1000ポンド爆弾や、ロケット弾、AS-30対潜ミサイルなどを搭載した。

 Buffel(Buffalo:牛):SADFの主力APC。地雷対策で開発した装甲車。

 Casspir:装甲車。地雷防御の施された歩兵戦闘車。

 C130:ハーキュリーズ。4発エンジンの輸送機。米軍や空自でも保有している為、著名な機体。

 C160:トランザール。フランス製の輸送機。Flossieと呼ばれてもいた。

 D30:ソ連製122㎜砲。射程15㎞。

 D74:ソ連製122㎜砲。射程24㎞。

 DKZ B:ソ連製122㎜ロケット発射筒。

 Draganov:ソ連製7.62㎜狙撃銃。色々な作品にも出ており知名度は高い。

 DSHK 38/46:12.7㎜機関砲。

 Eland90:フランス製パナール装甲車の派生系で、90㎜砲、機関銃、擲弾筒を搭載されたSADF仕様。

 Garry:Land Roverのこと。

 G1:SADFが装備した88㎜野砲。

 G2:SADFが保有した155㎜野砲。元は、第二次世界大戦で使用された骨董品な5.5ポンド砲。射程16㎞。

 G5:アンゴラにおいてSADF砲兵は、既存の装備では射程不足だと痛感した。この為、SADFが開発した155㎜榴弾砲。射程73㎞。

 G6:G5の自走型。陸自の保有するFH-70はAPUで動くが、G6は完全な自走。

 GPMG:7.62㎜機関銃。

 Impala:SAAF戦闘機。

 M55:3連装30㎜対空機関砲。

 M79:40㎜擲弾発射筒。ベトナム戦争でも使用されており、著名な火器。

 MAG:ベルギーFN社製7.62㎜軽機関銃。 

 MI8、MI17:ソ連製汎用ヘリコプター。

 MI24、MI25、MI35:ハインド。ソ連製強襲ヘリコプター。Googleの地図で拡大すると撃墜されたハインドが見れる。

 Mig17:ソ連製単座戦闘機。迎撃機。

 Mig23:ソ連製汎用機。戦闘爆撃、対空戦闘の迎撃任務などもこなす。

 Milan:SADFが保有したフランス製対戦車ミサイル。

 Mirage F-1AZ:SAAFが保有したフランス製の主力攻撃機。

 Mirage F-1CZ:SAAFが保有したフランス製の迎撃機。

 Olifant(Elehant):SADFが保有した主力戦車。105㎜戦車砲を搭載していた。

 PKM:7.62㎜機関銃。

 PT76:ソ連製軽戦車。

 Puma:SAAFが保有したフランス製輸送ヘリコプター。

 R1:英国のSLR、ベルギーのFNと同じ。SADF仕様の7.62㎜自動小銃。

 R4:イスラエルで開発されたガリルの派生系。SADF仕様の5.56㎜自動小銃。

 R5:落下傘部隊、koevoetで使用されたR4の小型仕様。

 Ratel:SADFの装甲戦闘車で様々な派生系が存在する。例えば、Ratel20は20㎜機関砲と7.62㎜機関銃、擲弾筒を搭載しており、Ratel60は60㎜迫撃砲、Ratel81は81㎜迫撃砲を、Ratel90は対戦車戦闘を想定して90㎜砲を搭載している。Ratel ZT3は127㎜ミサイル発射機を搭載しておりユニークだ。

 RPD:7.62㎜機関銃。

 RPG:ソ連製40㎜ロケット発射筒。歩兵の携帯火器として、戦闘車輛に驚異を与える事ができる偉大な兵器。

 SA2:ソ連製地対空ミサイル。射程40~50㎞。

 SA3:ソ連製地対空ミサイル。射程29㎞。

 SA7:ソ連製携帯地対空ミサイル。

 SA8:ソ連製短距離地対空ミサイル。BRDM-2に搭載している。

 Sabre:オフロード車。長距離作戦での使用に耐え、106㎜対戦車砲、迫撃砲などの協力な火器を装備した。第44落下傘旅団降下誘導中隊や、Recceで運用された。

 Stinger:携帯地対空ミサイル。アンテナを広げて撃つ。発射筒自体は使い捨て。

 Super Frelon:SAAFが保有したフランス製ヘリコプター。ローデシア軍の越境作戦にも協力しており、30人以上を乗せれる事からくそでかさが分かる。

 T34、T54、T55、T62、T65:SADFと対峙した敵側が使用したソ連製主力戦車。第二次世界大戦終結時、ソ連軍はT-34に代わる主力戦車としてT-54を配備した。ハンガリー動乱、アラブ・イスラエル戦争、ベトナム戦争、イラン・イラク戦争、湾岸戦争、ユーゴスラビア内戦、アフリカ各地の戦場、イラク戦争とT-54/55の派生系は殆どの戦場に姿を表した。T-62はソ連が開発した戦車で、ソ連地上軍以外に50ヵ国以上の友好国、勢力で運用された。Googleの地図でアンゴラの戦場跡を拡大すると撃破された戦車が見える。

 Unimog:不細工なデザインに味わいがあるSADFの特徴的な装輪装甲車。ちなみにメルセデス・ベンツ製だと言う。

 Valkyrie MRL:ソ連製127㎜ロケットランチャーをウニモグに搭載した物。射程27㎞。

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