記録2
少し時間が経ち
食べ終わり部屋に戻ってまた寝ようとすると電話がかかってきた、上司からだった。
「唯、、大丈夫か?休職にしといたぞ、どうせ唯のことだ、自分のせいだとか思ってんだろ。それは違うからな、仕事にかんしてもやめる勢いで考えて楽でいてくれ」
僕は料理人でこの人には師と言っていいほど教えを乞いている。僕にとって初めて憧れを持った大人だ
いやそんなことはない、先輩が5人いる中あともう2人には父や兄みたいな感情を抱いている人がいる。
俗に言うブラックではあるがいい人がいる職場だった。
「僕これから先どうしたらいいですかね。」
そんな困るようなことを聞いてしまった
「夢をあきらめるのか?」普段は優しく頼り甲斐がある声が寂しそうな声色だった
「かもしれません」悔しいが本音だ、、
「そうか、、そうだな、この先どうしたらいいについてだけど、いいことかわからない、けど彼女と関わりがあった人や場所に訪れてみるのもありなんじゃないかな、少しは変われるかもしれないよ」
少し戸惑ったが良し悪しは考えず心境に変化は
ありそうなことではあるかもなとおもい。
「そうしてみます。ありがとうございます。」
電話が終了し、ソファに背を預けた。