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神推し!ガチ恋?

秋空晴は、配信を終えた後、自宅でひと息ついていた。

彼は月兎涙のSNSを開き、彼女の投稿をじっくりと眺める。

部屋の中には静寂が漂い、晴は彼女の投稿に集中する。


彼女のSNSには、「今日できた推しが神推しすぎる。すごい好き」という投稿があった。

晴はその投稿を読みながら、自分を指しているのかな、と思い始める。

自分への熱い想いが自分に向けられているのかもしれないと考える。

彼はそうした想いに嬉しさを感じ、心が温かくなる。


自分を好きでいてくれる人を好きになりたい晴からすれば物凄く嬉しいことで、

ガチ恋リスナーにガチ恋していいかな?

そんな風に思ってしまうが

でも、晴は事務所の所属クリエイターとして守らないといけないルールがある。

リスナーとの繋がりは禁止だ

事務所勢である以上決まりは絶対だ。

リスナーと繋がりを持てばすぐにバレてしまう。

軽い葛藤がありながらも、SNSを読み続けていく。


次に目に入ったのは、「明日が怖いヨォ。」という投稿だった。

晴はその投稿を読んで、何か不安や心配事を抱えているのではないかと思い始める。

「生き甲斐になってあげたい。もっと配信頑張ろうと思う。」

晴は小さな声で独り言を言いガッツポーズをした。


他の投稿も見ていくと、「配信予定だよ」という投稿があった。

晴は驚き、改めて投稿を見直す。

そう、月兎涙が実は配信者であることに気づく。

彼女が晴と同じように配信を行っていることに驚きを隠せない。


配信者なら活動者だからリスナーじゃない。

すなわちリスナーと付き合うわけじゃない。

事務所OKだよね?


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