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歴史改変日記  作者: 佐村孫千(サムラ マゴセン)
第1章 信長に天下を取らせてみよう
3/5

01.やっぱ戦国時代っしょ!

さてさて、念願叶って歴史改変日記を手に入れる事ができたわけだし早速歴史改変をやってみようかな。

うーん、歴史の中で改変したいと思う出来事かぁ…。

正直、歴史マニアの僕からすればどの出来事も改変したいと思う時代が多過ぎて迷うんだよね。


そうだ、最近戦国物のゲームをよくやるから手始めに戦国時代の歴史改変からやってみようかな。

それならば織田家についてのもしもを考えるのが一番楽しそうだな。

いつも戦国物のゲームは織田信長でプレイするのがマイブームだし。


織田信長おだ のぶなが

戦国時代の大名。

尾張(現在の愛知県)に生まれる。

父の死後に家督を相続すると神がかった天才的な才能を発揮し、各地の大名家を次々と倒して行き、一大勢力を築く。

しかし志半ばで家臣であった明智光秀の裏切りに遭い、その生涯を閉じる。


と、まぁ簡単に今回のキーマンとなる人物を説明したところで歴史改変日記を始めていこう!


大輝が歴史改変日記を開くとそこは戦国真っ只中の時代風景が箱庭として辺りに広がった。

おおっ、これは凄い!こんなにリアルな世界が見られるなんて夢みたいだ。


しかし、その世界を見てみると信長が出てこないではないか。

大輝はおかしいな、と思ったがその理由がすぐに分かった。

どうやら歴史改変日記が映し出した時代は「応仁の乱」直後の頃であった。


・応仁のおうにんのらん

室町幕府の将軍である足利家の跡目争いをきっかけに勃発した内乱。

この出来事がきっかけとなり、各地の大名家が他の大名家を攻めたり攻められたりの戦国時代に突入する事となる。


あらら、僕としたことがうっかり時代設定を間違えたようだ。

信長の出てくる時代に再度設定し直そう。

うーん、でもどの時代から始めたらいいかなぁ~?


大輝は少し考えた後、何かに閃いた様子で歴史改変日記の時代設定をセットし直した。

信長が美濃(現在の岐阜県)の戦国大名である斎藤道三と対面した「正徳寺の会見」後の時代である。


・正徳寺の会見しょうとくじのかいけん

織田信長と自身の舅である斎藤道三との会見が行われた出来事。

この会見で道三は信長のたぐいまれなる才能にいち早く気付き、やがては自身の国も信長の領地になるであろうとまで言わしめた。


ちょうどこの頃は織田家では身内での争いも耐えない状態であり、織田家としての地盤が固まっていない不安定な状態だ。

そんな時代からの歴史改変を行って信長の成し得なかった天下統一を実現させるぞ~!

大輝は目を輝かせながら箱庭の風景を眺めていた。

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