隠された意味そして恐怖の終わり
やがて階段を上りきり目の前には扉があった
少年はその扉を開けた
そこは本がたくさん並べられていた
少年が一つの本を手に取り読んだ
「悲しみをどこに出したいが私は知らない
悲しみに一生をささげるのだろうか彼女がいたら
悲しみはなかったのに私をおいて行き去った
あるもののせいで壊されたある人のせいで
彼女は天国へと行き去った私は許さない
この命に代えても......」
少年が読んだものはここの主人の人だろうか
その人が書いた日記だった......
少年はすべてを知った
ここのいたその人は彼女がいたが
ある人のせいでその人の彼女は殺されたのだ
その悲しみは怒り憎しみへと変わり
憎みその影響で彼はなくなった後幽霊として
悲しみと憎しみが混ざりここがゴーストハウスへと変わった
きっかけだった
なんとも悲しい物語だろうか
少年は思った
この人がそこまで愛していたことを
でもそれで起こしたことは
けして彼女が喜ぶことではないことを
そこに一筋の光が出た
そこに人がでてきたのだ
幽霊だ
少年は初めて幽霊を見たのだった
そしてその幽霊は言った
これまで起こしたことを深く謝ろう
そして私が抱えていたことを知ってくれてありがとう
長い間苦しみもがいていた
だかこのことで私は解放された
もう思い残すことはない
ありがとう
そう言ってその幽霊は光の粒になり消えた
扉を開けると
晴れた空があった
私たちもようやく解放された
古いこの屋敷は楽しい思い出と
悲しみによってつらく抱えた悲しい人たちの物語だと知った
少年は心に決めた
人の心とは難しいけど
ここに住んでいた人たちの暖かい空間がそこにはあったということを
いつまでも忘れないように
屋敷の門に花を添えて
思いを残して
「幸せが続く未来があるように」
そして少年たちは青い空の下で
それぞれの家に帰っていった
このことを忘れないように
物語として描いた
悲しさと憎しみに隠された
幸せだった時があったことを.......
END
怖くもありまたそこには幸せな時間があった
とても私にとって今までよりも最高傑作だと思います
また新しく作っていきますよ
そういえばホラーで最後はハッピーエンドで終わるって
思いつかないよねふつう