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先が見えぬ階段
そんな中またしても追い討ちをかけるかのごとく
恐怖が襲う
はじめは
何もないはずが視線を感じた
それも一人二人ではなかった
10人いや20人くらいが一斉に見ている
こっちを....
怖くなりその場を逃げた
すると
電灯というより明かりがある
だが不自然な事があった
今までどこにもなかったのに
ここだけ明かりがあり
しかも光っている
普通のことだがここは
放置されていてどこにも
電線らしきものはない
それにこんなにも朽ち果てていて
ここだけそんなに朽ち果てていない
怪しく思っていた
いやな気配がする
しかしそれは当たっていた
その中を通ろうとしたとき
明かりが一つ点滅した
それは徐々に隣へ隣へと
移り動く
しかも速度を上げていく
やばい
なぜそう思ったかは知らないが
なぜかそう思った
少年たちは走る
すると目の前を左に曲がると階段があった
一気にそこを駆け抜ける
しばらく階段を走り上る...
でも少年は築いた
ここは外から見たようだと建物が二階しかないはず
なのになぜこんなに長い階段がある
やはりここは普通とは違う
違う何かがある
そう思った少年は意味を知るために階段を上がった
そしていよいよその意味がわかる