萌えの王国
というわけで旅に出てます。
「秋葉原―――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!」
俺は叫んでいた。そう俺は萌の電気街こと、秋葉原、略称アキバにいるのだ。
ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!ヤベえ…。何故今まで来なかったんだ!
「大貴やめてください」
「だってアキバに―」
「あ!?」
「ごめんなさいっ!!!」
…こほん、気を取り直して…、アキバに来ています…。
あれ?あれは…。
「ED●Nだ!!!!!」
「なんでED●Nで驚いているんですか?」
「俺、ED●NのPC教室で365日休まず、小学生の時、6時から22時まで通ってたんだよ!」
「廃人…」
廃人なんてひどい!1日18時間しかいじってなかったのに!
「あっあれは!!!」
俺の目線の先には
「コスプレイヤーだ!!!」
俺は思わず駆け寄って…。
「写真いいですか?」
スマホを取り出し聞く。
「OKですよ」
「よっしゃ!!!」
カシャッ、カシャッ、カシャッ、カシャッ、カシャッ、カシャッ、カシャッ、カシャッ。
撮りツ続け…。
ゴツンッ!!!
茜様のゲンコツを俺は食らってしまった。
「痛い…」
「えっと…」
それにほらコスプレイヤーさんも困ってるじゃないか!
俺は頑張って話をしようとする。
「えっと…、他にはどんなコスプレするんですか?」
きらきらした目で問い。
「これとか」
彼女はスマホを操作して見せてくれる。
「プラズマ☆イリヤ!」
「これとか」
「らさ☆すた!」
「これとか」
「BAKAテス!」
「これとか」
「水菓!」
「いい加減にしろ!」
茜様々です。はい…。
「私たちは旅をしてるの!!!OK?」
「はい…」
「旅してるんですか!」
きらきらした目で聞いてくるコスプレーヤーさん
「あっはい」
茜は返事をする。
「私も入れてください!!!」
「でも…」
「私、綾っていいます。私ちゃんと敵に攻撃できます。お願いですこの通り!!!」
「刀取り出すな!」
ちょっ、これ本物だよ!日本刀だよ!ここです!ここに不審者が!!!
「はあ…。しょうがないなあ…」
「ありがとうございます!!!」
「私は茜、隣の子が大貴」
「よろしく、あかねんとだいきんって呼んでいい?」
「OK!」
おい勝手に返事するな!だいきんって細菌見たいじゃないか!
ということで一緒に旅することになった。…もう嫌だ…。
ぷぎゃー