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私は・・・
気が付いたら、なにもない真っ白の空間が広がっていた。
「ここは…」
「ここは召喚されたものがこの冒険のルールを教わる、いわゆるチュートリアル場です」
はい。納得いきません。納得いく奴、挙手しなさい。
「あんたは」
「私は神です」
納得いかん。
「まあ説明するのがめんどいので早速始めましょう」
おい!ここチュートリアル場だろ!チュートリアルしろよ!
気が付いたら外だった。
俺、如月大貴、外の空気に触れ嘔吐。
「君,大丈夫?」
俺、人に話しかけられ再び嘔吐。
周りに人が集まってくる。
俺、人が多すぎてさらに嘔吐。
とある女の子に触られ、嘔吐…するものがもうなかった。
俺は気を失う。
気が付いたらまたチュートリアル場に戻っていた。
「大丈夫ですか?」
俺は、さっきの女の子に嘔吐…できないんだった。
「私は美作茜。あなたと一緒に冒険するように言われたの。よろしく。茜って呼んで。」
甘い声で話す茜。パニックになる俺。
「まあ、始めましょう」
俺の気持ち呼んでよ~(泣)
※まだ続きます