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116. 暴露

 簡単に言うと、防御的な反応なのであれば、それどころではない状況に追い込めば制限なんて取り払うのではないか、ということである。

 薬でのそれと何が違うのかというと、戦うというのは、攻撃にしろ回避にしろ防御にしろ『能動的行動』であるのに対して、薬への反応は受動的であることだ。


 もちろん精神を更に追い込むことになりうるわけで、最悪逆効果ということもありえるし、かなり乱暴な策である自覚はある。


 けれど実際問題、飛逆にメンタリストの真似事など無理だし、あまり時間をかけられない以上、乱暴な解決法も致し方ない。


 そんな思考経路が傍からわかるわけもなく、出し抜けに告げられたモモコは「うにゃ?」と目をパチクリと瞬かせるばかりだ。


「もちろんハンデはやる。具体的には俺はパッシブな耐性系と身体強化以外は使わない。ああいや――外でやるわけにはいかんからシェルター内でやることになるし、シェルターの強化維持には力を使うが」


 出力を制限しなければ、身体能力強化だけで通常状態のシェルターの破壊は容易い。


「天使様、そちらはわたくしにお任せくださいですの」

「いや、分割思考はオンオフが難しいから、シェルター維持にリソースを割くことで便宜的に制限することにする」


 出力制限なしの身体強化と分割思考は割りとチートが過ぎるので。


「……承知いたしましたの」


 このシェルターのアドミニストレータであるゾッラが心なし残念そうな雰囲気を出すので、少し考えた飛逆は提案する。


「なら、闘技場を君が作ってくれ。あと、外に精気反応が漏れないようにする機能の監督と維持も頼む」

「承知いたしましたの」


 明らかにトーンの違う承諾の言葉を受けて、なんで俺ゾッラの機嫌を取ってんだろ、と自分に首を傾げてしまう飛逆である。まあ仕事を振っただけなので、別にご機嫌伺いというほどでもないが。


「待つにゃ。せめて説明するにゃ」


 モモコは自分を置いてテキパキと進む状況に制止の声を上げる。


「当然の要求だとは思う。思うが、説明する意味あるか?」

「にゃ? ……にゃ?」

「話しても君は基本的に理解できない……する気がないだろ?」


 モモコのことを飛逆はバカだとは思っていない。賢いとも思っていないが、それでも頭が悪いわけではないと思っている。明らかに迷走錯誤したようなときもあったが、彼女の主観に立てば理解できなくもない動機だった。

 そんな彼女が説明を理解できないのは、根本的なところで拒否感があるせいだ。

 何を拒否しているのかといえば、


「君は本質的に受動的で、怠惰だ。本当は、何もかもに変わってほしくないんだろう。でも現実は常に変化している。受動的な君は環境が変化するたびに反応しなければならないけど、それが億劫だから、変化を理解することを拒否している」


 きっとそれが本質だ。

 あまりにも見たままだから今ままで思い当たらなかったが、よく思い返してみればモモコはこちらから働きかけない限り丸くなってばかりいた。意識のリセットだとか言っていたが、なんのことはない。生命活動という変化さえも拒んで眠りよりも深い眠りに就いているだけのこと。あのバイタルを見たことがこれに気付くきっかけとなった。

 モモコが言う自らが考えようとしない理由であるところの、能動的に動いた結果が悪化ばかりだというのも、結局のところただの言い訳なのだ。

 『願い』を問われて答えられないのも当然だ。能動的に望むことなんかモモコには禄にないのだから。

 ヴァティに言いくるめられるようにして利敵行為を働いたのも、単に眼の前の状況に流されて、現状を理解することを放棄した結果だったのだろう。喧嘩しなくてもいいならそれが一番楽だとか、そんな。

 短絡的な行動が目立ちがちなことはすべて、『さっさと結果を出して終わりたい』という欲求からだと説明できる。


「別にそれが悪いと言いたいわけじゃない。俺の都合は悪いけどな。責めたいわけじゃない。俺がくっそ忙しいのに怠惰なのは見てて一発殴らせろとは思うけど、戦おうって理由はそうじゃない。いや殴るけど」


 言ってて自分の本音に気付いていく飛逆である。

 何はともあれ殴りたい。できれば制限なしで。

 戦うというのなら何もくっそ忙しい飛逆でなくてもいいのに――飛逆が適任というのはあるが――他の相手を最初から見繕うことを放棄したのはそれが理由だ。

 八つ当たりである。


「うん。それが理由じゃないけど殴らせろ。俺と殴り合って原型保てるのは今や君たちくらいしかいない。その中で殴ってもいいのは君だけだ」


 臆面もなく本音を打ち明ける飛逆を前にモモコは愕然である。

 どれに対して愕然としてるのかは定かではない。

 性根を暴かれたからか、それとも飛逆の本音か、あるいはそれほど飛逆がキていることに対してか、多分最後だけ違う。


「――というわけで、殴るぞ」

「にゃっ!?」


 突然に殴りかかってくる飛逆にモモコは今度は凝然である。


「と、闘技場でやるんじゃなかったのかにゃ!?」


 さすがに反応速度は被召喚者の中でもぴか一のモモコだ。凝然としたのも刹那、うずくまって丸くなっていた状態からとっさに飛び跳ねて、飛逆の拳を避ける。

 飛逆の拳はポリウレタンっぽいカーペットに突き刺さり、その下の樹壁を貫通して拳の大きさの数倍の穴を空けた。


「し、死ぬとこにゃ……!?」

「君は攻撃を受ける機会が少ないせいで知らないんだろうけど、怪物はこれくらいでは死なない。ヴァティで実験済みだ」


 百何十回もの実践によりエヴィデンスはばっちりだ。


「それってヴァティが大量に精気溜め込んでる自分の陣地(シェルター)にいたからじゃにゃかったかにゃぁっ!?」

「いや、死ぬほどの致命傷を与えると一瞬完全に精気循環が止まるんだが、ヴァティはこれくらいの攻撃を受けても止まらなかったんだ。直接戦闘型じゃないヴァティでそれなんだから君ならもっと平気だろう」


 なんせヴァティは肝臓から数cm範囲の部位をごっそり吹き飛ばされても死にはしないどころか即座に反撃してきた。あれで学んだのは怪物相手に貫通攻撃は場面を選ばないと危ないということだ。体全体が吹き飛ばないので反撃(カウンター)が届いてしまうのである。ちなみに普通の哺乳類ならそんな太い動脈がある部位を打撃で吹き飛ばされたら失血性ショックか血流逆転による脳血管破裂でほとんど即死である。


「あー、そうなんにゃー。――ってそういう問題じゃにゃいにゃ!」

「大丈夫だ。源結晶は大量に持ってきた」


 いくら怪我をしてもすぐに回復させてやれる。


「それとも違うにゃ!」

「ああ、源結晶に【悪魔憑き】が寄り付かないかって疑問か? 俺も意外だったんだが、奴ら源結晶には惹かれないんだ」

「わかってて言ってるにゃ!?」

「もちろんだ。源結晶は精気を閉じ込めている状態だから、奴らは感知できないんだよな。考えてみれば当たり前の理屈だった。どうやってというか、源結晶の殻が何でできているのかは未だに解析できていないが」

「……」


 ツッコミ疲れか、それとも諦めたのか、絶句し、怒り立てた肩を落とすモモコである。


 それにしてもやっぱりというか、モモコは案の定、理解力はあるし、話を記憶しているのだ。ヴァティがなぜ殺しても死ななかったのかなど、きちんと話を理解して覚えていなければあんなツッコミはできない。飛逆は彼女にそんな詳しいことを話していないのだから。

 全体的に高水準の性能でその性根を目眩ましてきたのがモモコという人物なのだと、つくづく腑に落ちる。

 ヒューリァと相性が悪いはずだ。彼女は天才肌で天然気味だが、基本ものすごく真面目なのだ。割り振られたタスクをしっかりこなそうと、気が向かない条件があろうと正面から取り組む。

 最初はミリスを怠け者だと思っていたが、責任を負いたくないという以外は有能な働き者だったし、なかなか第一印象とは当てにならない。いるよね、休みたい休みたいと言いながら休めと言っても休まないブラック社員。ただし休めない環境にしておいて休めというほうが間違っているのは明らかだし、なら休める環境にしてやると言って安易に人を増やすのはヤメロ。タスクの割り振りを上手にできてないからそうなっているのに状況を知らない人が増えたら逆にタスクが増えてますます忙しくなるから。しかも人が増えた分だけ書面上は余裕が増えたことになって更に仕事は回ってくるから悪化しかしない。まずはタスクの割り振りを上手にできるように、ならなきゃなぁ……と、準国家組織頭領の飛逆は分割思考の一角で人知れず反省した。ごめんなミリス。でもマジで向いてないんだ組織のトップとか。


「さて、そろそろいいか」

「……」


 内心の(この場に全然関係ない)懊悩を完璧に押し込めて呟く飛逆に、モモコは警戒感バリバリのジト目を向けて身構える。

 また殴りかかってくるとでも思っているのだろう。

 だが違う。


〈ゾッラ、やれ〉

〈承知いたしましたの〉


 実のところ飛逆はモモコと話している間もゾッラと念話でやりとりをしていた。

 内容は、モモコと戦うための場を作るようにという指示だが、声に出していた内容とは若干違う。


 ――スッ


 と。

 床が消失した。

 もちろん消したのはゾッラだ。あるいはミリスよりも現実反映が早い。それはまさしく消失で、唐突に足場を失ったモモコは為す術もなく落下する。


「ぅにゃぁぁぁぁあっぁ!?!?」


 飛逆も一緒に落ちる。諸共だったからモモコは余計に反応できなかったのだろう。


「戦えと言っても君はどうせ反撃しないだろう。仲間に爪を向けるのに気が引けるとかじゃなく、どうせ無駄だからと、単なるサボりだ」

「この状況で解説始めるとかさすがだにゃぁ!?」


 落ちながら言い始める飛逆にツッコミを入れるモモコだが、まだ解説にまで至っていないのにさすがのツッコミである。ていうかモモコってツッコミキャラだったんだな、知らなかった。この期に及んで新発見とか、何でも本気でぶつかってみるもの(物理)である。


「お察しのとおりだ。ゾッラにはシェルターを迷宮化させた。最下層についたら、鬼ごっこの開始だ。念のために言っておくと、俺が鬼だ。さっきの威力を遠慮なく打ち込むから、必死で逃げろ。数発連続で受けると怪物でも死ぬから」

「ヒサカは鬼にゃ!」

「そう言ってる」

「誘導するのいくにゃい!」


 誘導されているのを自覚しても言わずには措けなかったらしいボケツッコミをさせた飛逆が非難される中、最下層に二人同時に着地する。


 しかしモモコは寸前で気配遮断を実行したらしい。ドガァと爆発じみた着地音を響かせる飛逆に対して着地音がまったくしなかった。砕けた床の樹壁が舞い上がる中、即座に四肢を撓ませこの場から離脱を図る。気配遮断はそうした予備動作を読ませにくくする効果を狙ってのものだろう。

 そして実際効果的だった。見えているからこそ他の要素がないせいで認識が遅れる。

 だからそこに飛逆は空気の壁への浸透勁(範囲攻撃)を打ち込んだ。


「――ギャン!?」


 効果範囲から逃れきれなかったモモコが一瞬床に投げ出されて転がり、しかしまたしても即座に飛び跳ねて体勢を立て直したと思えば通路へと向かって駆ける。

 飛逆は普通に歩いてその後を追う。通路に飛び込んだモモコの姿はあっという間に飛逆の視界から消えた。


「君なら聞こえているだろうからルール解説を続ける。君の勝利条件は二つ。地上に出るか、俺を一瞬でも行動不能に陥らせるか。敗北条件は俺の攻撃を五回喰らうことだ。ただしさっきみたいな間接攻撃はその回数に含まれない。一回有効な攻撃を与えたらその後十秒間は被弾回数としてカウントしないが、君を留めるための攻撃は続ける。判定をするのはゾッラだ。まあ……俺への忖度はないだろう、多分」


 ちなみにこれらルールは即興である。なんでもよかったのだ。要はモモコを能動的に行動させることが目的なのだから。なのでその目的を理解している審判役のゾッラが忖度しないとは言い切れない。


〈しかし、賞品はどうするかね〉


 モモコには能動的な『願い』がない。あるいは少ない。安寧を享受することが願いではあるのだろうが、それを与えてやるわけにはいかない。それでは今までと何も変わらない。


〈天使様、賞品よりも先にペナルティを決めるべきかと存じますの〉


 ゾッラから進言が入る。思わず念話で呟いていたのを拾われてしまった。これだからできるだけ念話を使いたくないのだ。内心とわざわざ区別を意識しないといけない。


〈まあ、最悪五回痛い思いをしたら終わるってなったらモモコは本気にならない、か〉


 飛逆にモモコを殺す気がないことは、モモコも理解している。なにせ理解力は高いのだ。自分に『飛逆以外の最後の【全型】』という価値があることをしっかり弁えている。だから痛い思いは嫌だけれどそれだけで終わるなら別に怠けてもいい、と考えるのがモモコなのだ。おそらくペナルティなしなら二、三発喰らった時点で諦める。下手をすると一発だ。

 本当、今頃になってモモコの思考回路が掴めた。そういう性根であるとわかってみればわかりやすいとさえ言える。なので、彼女にとって嫌なこと、というのもわかる。


「――行き止まりとか酷いんじゃにゃいかにゃ!?」


 どんな『嫌なこと』をペナルティにしようかと選んでいるところに、モモコが気配遮断を解いてまでツッコミをしながら三角跳びで斜め上から爪を振り落としてきた。

 引き返してきたようだ。言葉通り行き止まりだったのだろう。

 飛逆はとりあえず、無言でモモコの手首を絡め取り、自分の体を軸にモモコの体を巻き込んで投げ、床に叩き付ける。「みぎゃっ!」そして掴んだままの手首を介して、床から跳ね返るモモコの体を持ち上げて自分の胸の高さまで浮き上がらせ、


「雑だよな、君の攻撃って」


 言いながら、手首を離してその掴んでいた手を拳に、モモコへと撃ち込んだ。

 咄嗟の防御が間に合ったモモコは、けれど冗談みたいに吹き飛んでいく。ただ、反対側の壁にぶつかる前にくるりと体勢を立て直して床に爪を引っ掛け、着地した。まあ、浮いているところをただ打ち込まれたくらいでは怪物の防御力でほぼノーダメージだろう。貫通や浸透系の攻撃でなければ碌なダメージを受けないのに貫通系はカウンターの危険があるのだから、怪物相手は今の飛逆でも身体強化だけでは中々に難儀である。第二の目的(うさばらし)としては丁度いいが。


「ちなみにこの通路が行き止まりだったのは俺がそうしたわけじゃなくて、ゾッラが作った迷宮の仕様だ。迷宮って言うより迷路だな、そこはすまん。言い間違いだ」

「……悠々と歩いておいてそれはないにゃ」

「いや、本当に俺は構造を知らない。ただ、迷路だっては知っていたから、先行する君はどこかで足止めを喰うだろうから急がなくてもいいと思っただけだ。それに、ルール解説も途中だったし」

「……罠もあるってことにゃ?」

「やっぱ頭はいいんだよな、君って。勘がいいというべきか」

 

 苦笑しながら罠があることを肯定する。

 話が早いのはいいが、このせっかちさが目を眩ませてきたのだと思うと苦味を感じるというものだ。


「どんな罠がどこに張ってあるかは知らないが、ゾッラの思考は俺とミリスの知識や論理を参照しているからな、大体想像は付く。これ見よがしの通路が行き止まりだとか、まだまだ穏当なほうだったと思うぞ」


 なにせゾッラは飛逆がヴァティにどのようなことをしたのかを満遍なく把握している。どれくらいなら怪物が死なないのかを知悉しているということだ。そしてゾッラはモモコのことを特にどうとも思っていないのだから、今の状態(ドッペルゲンガー)になる前から非人間的な感性のゾッラにモモコへの遠慮などあるわけもない。限界ギリギリまで殺意高い罠が張られているだろう。行き止まりだったのは、告知前にそんな罠にかかったらモモコが諦めると判断したというところだろう。


「さて、ルール解説を続ける」

「……」


 逃げても今度こそ罠にかかるなりしそうと判断したのだろうモモコは、じりっと身動ぎしてから警戒しつつも清聴の構えだ。


「君の敗北のペナルティは、君を何らかの方法で解呪したとしても、俺の眷属にはしない、というものだ」

「……ぅみゃ」


 やはり、色々とあるので迷ったが、これはかなり効くようだ。モモコは情けない表情でその猫耳をへにょんと垂らした。


 とはいえ飛逆は内心で嘆息する。

 コイツ、俺に寄生する気満々だったんだな、と。


 モモコは本当のところは解呪されたくないというのは、以前にも指摘したように、わかっていたことだ。けれどそれが『怪物の身体だと楽ができるから』という理由だとまでは、薄々感づいていても、確信はできなかった。ミリスとほぼ同じでミリスより酷い。そういえばその指摘をした当時は、【電子界幽霊】をミリスから喰らい、ミリスを眷属化した頃だった。モモコが当時飛逆に近づいてきたのは、ミリスを見て自分もそうなったらいいな、と考えての探りだったのだ。飛逆が怪物を取り込んだ上でその眷属となれば、デメリットがほぼ消える上に強化さえされるのだから。


「勝利の報酬は、その逆でいいか。もちろんすぐにってわけにはいかないから、なんか他に希望があれば応相談ってことで」


 結局、勝利報酬は思いつかなかった飛逆は『ペナルティがない』ことをそれにすることにした。まったく思いつかなかったわけではないのだが、それも色々判明した今となっては怪しいと思ったのだ。的外れの報酬を用意するよりはマシだろう。


 ――さて、これでモモコが本気になってくれればいいんだが。


 簡単には逃げられない環境に追い込み、簡単には負けず負けられない条件をつけた。

 これでもどうにもならなければ、本気で飛逆はモモコを見限るつもりだった。

 身内認定から外れるまではいかないまでも、もう何らかの期待をかけることを止めるだろう。なぜならその『何らかの期待を受けない』こそが、モモコの心底からの願いだということになるからだ。


 欺瞞だらけのモモコが常訴えてきた『独りになりたくない』という願いが、本当なのか。

 それが問われている。

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