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俺がお前の事を好きな事知ってて、なんで他の男の力に俺がなんなきゃいけないんだよ!

作者: 七瀬





俺がお前の事を好きな事知ってて、なんで他の男の力に

俺がなんなきゃいけないんだよ!




ズルいよな、俺がお前の事を好きな事を知ってるくせに、

お前の好きな男の力になるような事ばかりお前は俺にさせるんだな。

”俺はいつだって、お前の都合のいいように使われる。”

それが分かってるのに、俺はお前の言う事を聞くんだ。

なんでか分かるか? ”俺が本気でお前の事を好きだからだ!”

こんなに好きになった女は、お前しかいないんだよ。





・・・でも? 今のお前には、俺の声は全く届かないみたいだ。

お前の目にはいつも”あの男ばかりが映っているから。”

俺ってお前のなんなんだろうな。

バカみたいで、もうお前の事なんか諦めたいのに。

そんな簡単な事も上手くいかない。

情けないけど、俺はやっぱりお前が好きなんだ!

”他の女なんか俺には全く見えないよ。”

なあ、いつか俺の事、好きになってくれないかな?

頼むから、少しでいい! 俺の事をもっとお前に見てほしんだよ。


・・・なんて言葉は、お前には届かないよな。



『”ねえ、またお願いしていい?”』

『えぇ!?』

『“お金貸して欲しいの! 少しでいいから。”』

『“またアイツに貢ぐのか?”』

『そんなの海斗には関係ないじゃない!』

『あるだろう、俺のカネだし!』

『必ず全額返すわよ! でも今はありがとう、助かったわ。』

『・・・あぁ、ううん。』

『じゃあ、またね!』

『・・・ううん、』





・・・俺は彼女の言いなり!

彼女が俺を呼ぶ時は、必ずと言っていいほどアイツも居る!

彼女が好きな男は? ”ホストの男だ!”

完全に彼女はアイツに貢いでいる。

お金もそうだけど、アイツの送り迎えも俺がするんだ。

それは彼女が俺に頼むから、俺は断れずしぶしぶアイツを自分の車に

乗せて店まで送るんだよ。

仕事終わりも、朝方までホストの仕事は終わらない。

でも? 彼女からアイツの迎えに行ってほしいと言われれば俺はやっぱり

断れずにまたホストの店の前まで車を走らせる。

本当に情けないよな。

だから彼女が好きなホストにも俺は都合のいいように使われているんだ。



『“なあ? オマエさ、コイツのどこが好きなの?”』

『えぇ!?』

『コイツとキスはした?』

『はぁ!? な、何を言って、、、。』

【ギュッ】

『もう、海斗の前でキスなんかしないでよ!』

『別にいいじゃん! 恋人同士なんだし!』

『えぇー!? 嬉しい! そんな風に見てくれてたの?』

『まあね!』

『・・・・・・』

『“オマエ、オレにムカつかないのか? 好きな女が他の男とキスしてる

ところ見せつけられてさ。”』

『・・・べ、別に、』

『へーえ、大人なんだな~!』

『・・・・・・』





アイツは俺を完全にバカにしている!

彼女の事が俺が好きなのを分かっていて、見せびらかすように彼女に

俺の目の前で急にキスしたり、抱きついたり、イチャイチャしたり。

本当に腹からムカつくけど、彼女が望んでいるのなら俺は何も言えない。

我慢するしかないじゃないか......。

俺だって彼女に、アイツみたいに見てほしいけど、、、?

”彼女が好きなのはアイツだし、俺じゃないんだよな。”







 *






・・・でも半年ぐらい経って、彼女がアイツから目が覚める時が来た!

アイツが他の女とイチャイチャしているところ目の当たりにしたんだ。

さすがに彼女も一瞬で現実を見たら、アイツが自分には相応しくないと

分かったらしい。

その後は、アイツが居るホストクラブに行く事はなくなり、

”俺と付き合いたい”と言い出した!

俺はただただ優しく彼女を見守ることにしたんだ。

まだまだ彼女は俺を見ていない!

でもいつか? 俺だけを見てくれるように俺も頑張るから、

お前も俺だけを見てくれないかな。

”アイツの事はもう忘れて、俺だけを見てほしんだよ。”


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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